２つ並んだお湯はどちらも違う源泉が注がれる。 こちらが熱め浴槽。薄塩味がします。 湯口から注がせる量も多めです。
こちらが温めの源泉を注がせるパイプ。外の景色の色と妙にマッチします。 温湯から女性専用浴室方向。 そしてこれが女性専用浴槽。
横向温泉（Yokomuki Spa）
施設名 中の湯旅館 場 所 福島県猪苗代町若宮字中ノ湯甲 源泉名 - 泉 質 単純温泉 温 度 41.0℃ ｐH 6.5 溶存成分総計 1,114mg/kg （Na 99mg, Ca 32mg, Fe 7.6mg, HCO3 532mg, CO2 106mg） お湯の様子 無色透明，ぬるめ，弱アブラ臭＋薬味臭，重曹味＋薬味，かけ流し 料 金 300円 営業時間 8:00〜18:00
国道１１５号線から横道にちょいとそれただけの場所にある土湯峠の温泉の一つ。温泉街と言うよりは下の湯，中の湯，マウント磐梯と３つの旅館（ホテル）があるだけの温泉地。
鄙びが入った外観の旅館で，日帰り入浴もしっかり受け付けてくれる。入口から入り左へ曲がると浴室へ降りていける。原則混浴となっているが，一応女性専用浴槽もある。女性専用浴槽と混浴浴室が半分のところで仕切が無くなっており，奥に行くとお互いに覗けるくらい開放的。実はこの旅館には源泉が数本あり一番効能が高い混浴のほうにある「温い源泉」を女性も利用できるようにとの配慮からこのような造りになっているらしい。混浴浴室の一番奥にある浴槽には温い源泉（体温と同じくらい）が注がれる。この源泉は東鳴子温泉の高友旅館の黒湯を薄くしたような香りがし，重曹味がする。温めの温度でいつまでもいつまでも浸かっていられそうな錯覚に陥ってしまう。これを味わうためにきっと女性も意を決して混浴浴室に入ってくるに違いない。というより，この旅館に来てこのお湯を堪能せずに帰るなんてもったいないのです。
そのとなりにある浴槽にはやや熱め（４０℃強）のお湯が注がれる。こちらは無色透明でやや金気臭を感じるお湯で薄塩味。先ほどの温いお湯とは全く違う素性のお湯が注がれている。そして女性用浴室は２つのお湯をブレンドしたような感じのお湯が注がれている。
どれもすばらしいお湯で，木造の浴槽，窓の外に広がる緑の世界と重なって自然な空間を作り上げている。温めの浴槽に体を沈めお湯の香りに鼻を向ける。そして足を伸ばし天を仰ぐ。極上の贅沢です。ここはぜひ訪れてみてほしい１湯です。オススメです。H18/8/15
２つ並んだお湯はどちらも違う源泉が注がれる。 こちらが熱め浴槽。薄塩味がします。 湯口から注がせる量も多めです。
こちらが温めの源泉を注がせるパイプ。外の景色の色と妙にマッチします。 温湯から女性専用浴室方向。 そしてこれが女性専用浴槽。