木賊温泉(Tokusa Spa)
施設名 川原の共同浴場 場 所 福島県南会津町宮里字湯坂 源泉名 木賊温泉岩の湯 泉 質 単純硫黄泉 温 度 − pH − 溶存成分総計 − お湯の様子 無色透明,無味(ややまろみ),あつめ,硫黄臭,足下自噴,かけ流し,混浴 料 金 寸志
(200円以上)営業時間 24H
奥会津旧舘岩村の木賊温泉は最近有名になってしまい,いついっても誰かが共同浴場にいるという位メジャーな温泉地。今回は約10年ぶりの再訪である。川原の露天風呂以外に,広瀬の湯という共同浴場もある。川原の湯へは,道路沿いの駐車場から階段をずっと下って川原まで降りていくとある。入ってすぐ右に女性用着替え室(小さいほぼ独房に近い),正面に2つの浴槽と脱衣所がある。
お湯は無色透明な硫黄泉で,奥の浴槽一番奥付近の岩の裂け目からぽこぽこと自噴している。自噴箇所が熱めなのでとても心地よく,いつもだれかがそこで幸せな表情をしている。奥の浴槽から手前の浴槽までの間に大きな岩があり,その岩の脇から手前浴槽に熱い浴槽の湯が注がれる仕組み。よって熱い浴槽のほうが,思いっきりピュア源泉ということになる。硫黄臭がする無透明なお湯で,熱いはずなのに熱さを忘れてじっくり浸かってしまうお湯。24時間いつでも入れて,しかも電気までついている。ここまで来るアプローチがかなり大変だが,来てしまうと2時間くらい平気で入ってしまう名湯なので,まだ行ったことがない人は根性で行ってみて欲しい。
H16/8/15
ここはいつ来ても誰かがいます。今回も到着が午前2時だったにもかかわらず先客がいました。めったに来られないので今回は奮発して500円を協力金として支払いました。この日は硫黄臭が強めで、ふんわりした包み込むような浴感がとても心地良かったです。青森に住む私にとっては高速道から遠く、すぐ裏が尾瀬国定公園という立地上の不利な条件からなかなか来ることができない場所なのだが、わざわざ来るだけの価値は十分にあります。ここはやはり素晴らしいですね。思わず1時間もいてしまいました。
H22/11/2
岩壁とコンクリートで作られた奥の浴槽。左下が自噴ポイント。 熱湯から入口方面をのぞむ。岩陰が温湯。 入口。脱衣所が左側に見える。
久しぶりに訪れて相変わらず良いお湯が自噴しているようでした。 しかしながらややお湯がへたり気味な温湯浴槽。 こちらが自噴浴槽。岩の横から出ています。