会津野沢温泉(Aidunozawa Spa


施設名 割烹 古澤屋
場 所 福島県西会津町野沢道下
源泉名 会津野沢・清兵衛温泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
温 度 39.5℃ pH 8.29 溶存成分総計 3,728mg/kg
(Na 1092mg, Cl 1733mg, SO4 558mg, CO2 9.4mg)
お湯の様子 無色透明,薄塩味,アワアワ大,弱温泉臭,大量かけ流し,加温有り
料 金 無料 営業時間 10:00〜17:00(火曜定休)

 国道49号線沿いにあるドライブイン。割烹古澤屋という看板よりも会津の赤べこが目印。西会津インターチェンジから新潟方向を目指し右側にある。

 この日は昼食時にもかかわらずなぜか客はゼロ。当然のことながら貸切で利用できた。浴後に蕎麦を食することにし,まずは風呂へ向かった。浴室は一旦外へ出て,レストランの横の小さな別棟まで行く。そこに簡素な浴室別棟があり,カギを開けて入ることになる。

 脱衣所から中を覗くとまずそのかけ流し量に圧倒される。なんだこれは?と思うくらいどばどば手前の床に流れているのだ。そして近づいていくとお湯が白く濁っているように見える。何とこれは全て気泡なのだ。アワがたくさんあるためにお湯が白く見えるのである。お湯自体はかなり温めで薄塩味,若干金気臭にも似た温泉臭を感じる。そして何よりもその甚大な量の泡つきである。払っても払っても次から次へと体にアワがまとわりついてくる。このアワ天国は今まで味わってきたものの中で最大級(=帯広アサヒ湯)である。温めの温度のため冬は,浴槽から出て景色を眺めたりトドになったりできないのが残念だが,夏に来たときには窓の外の雄大な阿賀野川を見ながらぜひゆっくり浸かりたいものである。上がるのが名残惜しかったが,40分ほどで切り上げ,蕎麦を食した。

 古澤屋のご主人がいろいろな話をしてくださり,楽しいひとときを過ごすことが出来た。この場をかりて感謝したい。良いお湯に出会い,そして腹も満たされ満足した旅になった。

H19/3/24


  
こちらが貸切別棟浴槽。3人入れる程度の広さの浴槽。  惜しみなくどひゃどひゃ注がれかけ流し。  強烈アワアワ。わかりますかね。文字が読めません。

  
こちらのカギをお借りして,レストランの横にある湯小屋のカギを開けて入ります。   ざるそば880円+税で食事しました。