西山温泉(Nishiyama Spa)
施設名 下の湯旅館 場 所 福島県柳津町五畳敷字下の湯 源泉名 下の湯 泉 質 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(HS型) 温 度 69.6℃ pH 6.8 溶存成分総計 5,221mg/kg (Na 1639mg, Cl 2224mg, H2S 1.7mg, HS 0.9mg, CO2 106mg) お湯の様子 無色透明やや黄色,硫黄臭,塩味,熱め,かけ流し 料 金 400円 営業時間 要相談
福島県柳津町の山奥にある西山温泉の中で一番見つけづらい場所にある温泉旅館。滝の湯旅館手前で細い道を曲がり、突き当たった先にある吊り橋を渡るとそこに旅館がある。目印になるような看板が無いので、入り口まで行って初めて温泉旅館だと言うことがわかる。浴室が1つしかないので混浴利用または貸切利用になる。
この日は最初の客だったらしく、浴槽2つが澄み切った透明になっていた。浴室内にはふんわりと硫黄臭が香っていてお湯の良さが鼻からも伝わってくる。かけ湯してみて感じた湯温は左側の湯口がある浴槽は47℃、浴槽の中で繋がっている右側の浴槽は44℃だった。湯もみして早速右側の浴槽に浸かってみた。ビリビリと染みこんでくるお湯のすばらしさにしばし感動し、開いた口がふさがらなくなりました。湯温に慣れてからは今度は、左側の熱い浴槽に身を沈めてみました。こちらは底に沈んだ湯花がふわふわ舞い上がり、気がつくとうっすら白濁したお湯になっていました。気持ち良すぎます。源泉を飲泉してみるとちょうど良い塩味があり、これに乾燥わかめとネギを入れると完全に卵スープのできあがりといった感じの美味だ。熱いお湯に浸かり、しばらくしてから体をじっくり休める。そしてまた入る。これを繰り返し20分近くこのお湯を楽しんだ。もっと時間があればお湯にゆっくり浸かっていたかったが、それは今度また来たときの楽しみにとっておくことにした。ここは再訪必須の温泉旅館です。
H25/7/13
木で仕切られた2つの浴槽。白い方が源泉そのまま。奥が冷ました浴槽。 湯口から熱いお湯が絶妙に注がれる。 卵スープ湯花が底に沈んでいてブワッと舞い上がる。
人が入る前と人が入った後でお湯の濁りが違います。つまり…、私たちは1番湯だったわけですね。 どちらの浴槽も1〜2人サイズの広さ。混浴です。