会津東山温泉(Aizu Higashiyama Spa


施設名 ハイマートホテル

場 所 福島県会津若松市東山町湯本
源泉名 東山温泉(丸井荘源泉)
泉 質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
温 度 57.4℃ pH 7.5 溶存成分総計 1,856mg/kg

(Ca 236mg, Na 350mg, SO4 778mg, Cl 375mg)

お湯の様子 無色透明、薄塩味、温泉臭+強めの芒硝臭、熱め、かけ流し
料 金 600円 営業時間 10:00〜17:00

 会津東山温泉にある中堅旅館。バスターミナルのすぐ横にあり、ホテルという名前だがそんなに大きな施設ではない。温友からここだけはイットケ!という情報が入っていたので、湯めぐりの最初にこのホテルを訪れた。入り口から1階下った先に男女別の浴室がある。

 浴室の奥に10人サイズの広めのタイル浴槽が1つある。手前に柱があり、あまり開放的な雰囲気は無いが、窓の外を流れる川が癒しの音を出している。浴室内にはふわりと芒硝臭が香り、湯気の奥から「おいでおいで」と手招きをしているようだ。お湯はやや熱めの適温で、石湯口から注がせている。6人同時に入ったのだが、何のストレスも感じない十分な広さの浴槽だ。肩までとっぷり浸かると、幸せな気分がこみ上げてくる。湯面から香る芒硝臭はとてもはっきりしたもので、温友もみんな「すばらしい」を連発していた。湯めぐりに与えられた時間が少なかったためあまり長い時間味わうことができなかったが、ここのお湯は大変気に入りました。
 この独自源泉は自噴源泉らしく、東山では珍しい物らしい。また、女湯にはこの源泉を引いておらず、男湯のみで味わうことができるらしい。女性の方々には大変申し訳ないが、このお湯を味わわなければハイマートホテルのお湯を満喫したとは言えないでしょう。宿の方も、そこをぜひ配慮してほしい。

 

H28/11/26


  
男湯浴槽。奥の角にある物置のようなスペースに源泉を管理するパイプが並んでいる。  湯口から注がれる独自源泉。芒硝臭が濃いんです。

 
左が男湯で、右側の写真が女湯。女湯の源泉は共同源泉を利用。残念ながら独自源泉はおあずけ?