会津東山温泉(Aizu Higashiyama Spa)
施設名 ホテル伏見荘
場 所 福島県会津若松市東山町湯本 源泉名 東山温泉(原瀧源泉) 泉 質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 温 度 57.4℃ pH 7.5 溶存成分総計 1,747mg/kg (Ca 247mg, Na 320mg, SO4 725mg, Cl 351mg)
お湯の様子 無色透明、薄塩味、温泉臭+弱芒硝臭、熱め、かけ流し 料 金 600円 営業時間 7:00〜22:00
会津東山温泉にある中堅旅館。夜遅くまで日帰り入浴を受け入れてくれるすばらしい旅館。この日は夕食後に訪れてみた。地下に下った先に男女別の浴室がある。女子浴室には統合泉ではなく「原瀧源泉」が使われているらしい。男性浴室は混合泉という明記だが、よく見ると「伏見ヶ滝源泉」というものも入っているので、独自ブレンドなのかもしれない。
女性浴室にある浴槽はピンクタイルベースに渋いうすグリーンタイルで彩られたものが使われている。浴室に充満するお湯の香りは芒硝臭+温泉臭だ。男湯は、ブラックタイルをベースに、浴槽の色が明るめの水色で浮き立っていて、明るい雰囲気だ。お湯の香りは先ほどと違って温泉臭がメインになっている。香りだけでもこんなに違う物なのかとびっくりさせられた。早速男湯に浸かってみた。無色透明でピリッと熱めのお湯がザアザアと流れていく。湯面では芒硝臭が香るが、浴室には温泉臭が香るという不思議な状態が生まれている。これはこれでとても良い。お湯はやわらかめで、体を優しく包み込むような感じだ。同じ東山温泉の中でもここが一番優しい浴感を感じた。
女性から話を聞いた感じでは、原瀧源泉のほうは汗が出る温まりの湯らしい。この旅館に泊まれば、2種類の源泉を味わうことができるのか…。ううん、東山温泉あなどりがたし!
H28/11/26
こちらが原瀧源泉を満喫できる女湯浴室。うらやましい限りです。 こちらが男湯。 浴槽の形もタイルの使い方も全然違います。
男湯の源泉は2ヶ所から注がれている。もしかすると統合泉と原瀧源泉が混合されているのかも?