御霊櫃鉱泉(Goreibitsu Cold Spa)
施設名 ごれいびつ荘 北の湯 場 所 福島県郡山市逢瀬町多田野草倉沢 源泉名 御霊櫃温泉 泉 質 単純冷鉱泉 温 度 23.0℃ pH 9.0 溶存成分総計 − (Na 74mg, SO4 385mg) お湯の様子 無色透明,無味,茶褐色湯花,微温泉臭,加温,かけ流し 料 金 500円 営業時間 9:00〜20:00(第1,3水曜休業)
郡山市の西端にある山中の鉱泉宿。県道6号線から外れた道路をさらに山奥へ向かう。御霊櫃峠を目指していく途中にある。釣り堀を併設した不思議な施設。施設の壁面に「ごれいびつ荘北の湯」という文字があるが,入り口の正面には全く看板などの表示が無い。
入り口から入ってすぐ正面にかなり年季の入ったかけ看板がある。そこで料金を支払い,右側にある階段を下っていく。階下へ下った先に男女別の内湯がある。お客さんがいなかったため両方見学させてもらい,女湯が広いことを確認してから男湯をそのまま利用させてもらった。窓から差し込む光で浴槽がきらきらと輝いている。加温されたお湯が湯口から注がれ,溢れポイントから少しずつかけ流されている。手前にある蛇口が源泉投入口。それをひねるとひねった分だけかけ流される仕組みだ。
かけ湯をしてからいざ浴槽に身を沈めてみた。ピリッと熱めの適温に調整されたお湯は無色透明で若干茶褐色の湯花が舞っている。この日の外気温がマイナス4℃だったため,冷え切っていた体が一気にポカポカになった。湯面からうっすら温泉臭が香り,ちょっととろみを感じるお湯だ。お湯が注ぐ音しか聞こえない貸切空間は何とも言えない贅沢な場所だ。窓の外には渓流が流れる。15分くらい出たり入ったりを繰り返していると,体が真っ赤になってどんどん汗が噴き出してきた。汗を流してまた浸かる。そんなことを続けてこのお湯を満喫した。
廊下に貼ってあった手紙などを見ると「アトピーに効く」というので有名な旅館らしい。郡山市には素敵な鉱泉宿がたくさんあるのでとてもうらやましい。
H21/2/21
入り口から入ってすぐそびえる看板がヘビーです。 階段を下った先にある浴室。光が差し込んでとてもきれいです。 奥,加温湯口,手前蛇口源泉湯口。
石組みのステップ。浴槽の底まで透き通って美しい。 広めの女湯。ここは女湯が優先です。 つりぼりもあるごれいびつ荘外観。