戸波鉱泉(Tonami Cold Spa)
施設名 旅の宿 戸波鉱泉 場 所 秋田県横手市増田町戸波字吉ヶ沢口 源泉名 戸波鉱泉 泉 質 単純硫黄冷鉱泉 温 度 12.7℃ pH 9.3 溶存成分総計 452.5mg/kg (HCO3 229mg, Na 127mg, HS 1mg, CO3 37.4mg)
お湯の様子 無色透明,タマゴ味,タマゴ臭,加温,循環利用 料 金 400円 営業時間 9:00〜20:00
横手市旧増田町の山奥にある鉱泉宿。田園風景の中を抜け,リンゴ畑の中の一本道を通っていった先にある。鉱泉宿でありながら,周辺住民の憩いの場の公衆浴場として利用されている。最近改装したのか,中はとっても小綺麗に整備されている。
入り口から入って左の奥に男女別の浴室がある。小振りな脱衣所を抜けた先に丸タイルで作られた変形浴槽が奥に陣取られた浴室がある。浴室に入った瞬間,ふわっと不思議な香りが漂っている。以前踊鹿温泉で嗅いだことのある土類系の香りだ。お湯はうっすら黄色く濁って見える。木の樋からお湯がトボトボと注がれている。少しだけヌルツル感があるお湯で,消毒臭は感じられない。浴槽内に吸い込み口があり,鉱泉では標準の循環利用となっている。鉱泉…?,ということは…?。やはり水カランでしょう。さっそく水を出してみると…,予想通りすばらしいタマゴ硫黄臭が感じられた。口に含むとしっかりとタマゴ味もある。となると次はシャワーだ。硫黄臭にまみれたお湯が体をしっかり喜ばせてくれる。カラン&シャワー最高!
湯上がりにロビーに行くと,お茶が準備されていた。鉱泉で湧かしたおいしいお茶を飲みながら一緒にいた温泉仲間としばし温泉談義に花が咲いた。心も体も芯から温まる,そんな鉱泉宿でした。H22/5/9
うっすら黄色く濁っているように見えるが透明湯。 循環湯が注がれる木の樋湯口。 こちら源泉の良さが一番味わえる源泉シャワー