小安峡温泉(Oyasu-Gorge Spa


施設名 湯沢市皆瀬温泉休養施設
場 所 秋田県湯沢市皆瀬
源泉名 小安峡温泉新3号,4号混合泉
泉 質

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

温 度 85.9℃ pH 8.4 溶存成分総計 1,034mg/kg

(Na 223mg, Cl 258mg, SO4 152mg)

お湯の様子 無色透明,硫黄味,硫黄臭+温泉臭,適温,かけ流し
料 金 510円 営業時間 10:00〜16:30 月曜定休

 小安温泉の本当の外れに位置する温水プール付随の温泉施設。見た目は温水プールがあるとしか見えないが、温水プールと温泉施設が一緒になった施設で、それぞれ510円(子どもはプール260円、温泉210円)で利用できる。両方を一緒に利用する際は800円(子ども350円)だ。公衆浴場として考えるとちょっと高めの金額設定だ。

 受付で料金を支払い、プールには目もくれず温泉休養施設までまっすぐ進む。それこそ一昔前の公共プールのように真っ白な壁の廊下を進んだ先に浴室がある。シャワー付きカランが5つ向かい合わせで並んだタイル造りの浴室で、一番奥にタイル浴槽がある。浴槽は一つきりで、5人サイズの浴槽だ。ちょいと出っ張ったタイル湯口で一旦冷ました源泉をそのまま幅広に落として注がせている。表面は熱く感じたが混ぜてみると40℃程度と温めのセッティングになった。3,4号源泉がプールの真向かいにあるというだけあり、硫黄臭が本当に濃い。湯口付近の源泉ではしっかり硫黄味も感じられる。自分たちで源泉を調節できるのならばもっとドバドバ注がせて43℃位にしたいところだが、そこは他のお客さんの手前、グッと堪えた。温めのお湯にゆったり浸かるのも悪くはないもので、気がつくと30分程度のんびり浸かっていた。ここはある意味穴場です。
 この温泉が秋田県200湯紹介の節目の施設になりました。大好きなMT小安温泉で達成できたのはある意味感無量です。

H22/8/12


  
タイル浴槽がポツンと一つ。実にシンプルな造り。    源泉を一旦冷ますための幅広湯口。硫黄臭プンプン。  無骨なパイプ群。カランに直接つないでいます。