大滝温泉(Otaki Spa


施設名 ホテル仙波
場 所 秋田県大館市十二所字大滝温泉
源泉名 大滝温泉新5号井
泉 質

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉

温 度 pH 溶存成分総計
お湯の様子 無色透明,無味,弱薬臭+芒硝臭,自分で調節かけ流し
料 金 300円 営業時間 10:00〜16:00

 大滝温泉街の一番北にある老舗旅館。大規模旅館がほぼ全滅状態の中で,中規模小規模旅館が細々と営業している大滝温泉の中で貴重な旅館。

  男女別の内湯はさらに旅館の北の外れにある。長い廊下を進むとあり,川の見晴らしが良い浴室。浴室には楕円形のタイル貼り浴槽が1つで,右隅にある源泉升から浸透方式で浴槽に注がれる。無色透明だがまったりした感じの温泉臭(薬っぽい芒硝+石膏臭)がほのかに香り,熱めのお湯が静かにかけ流されている。外へ出るとそこはテラスのようになっていて米代川を見渡せる。その日は増水していて怖いくらいの水量だったので遠慮したが…。大滝温泉のお湯が湯夢湯夢の里のようなものと勘違いしていた自分にとっては新たな開拓意欲をかられた1湯だった。

H17/8/16

   
楕円形の浴槽。 タイル造りのシンプルなもの。    かけ流しスポット。色が変色しています。     こちらテラス。窓のすぐ外には米代川が流れる。


 朝一番で重い体をシャキッとさせたいと思い、軽井沢温泉にでも寄ろうかと考えていたところだったが、一人きりで貸切で浸かりたいという願望にかられ、橋を渡ったこちらを選択した。予定通り貸切で、そういえば以前来た日も米代川が増水していたなぁ。と、以前訪れたときのことを思いながらのんびりと湯浴みさせてもらった。湯面から香る芳醇な芒硝臭+薬臭が心地良く、ビリッと熱めのお湯と涼しい川からの風のコントラストがとても良い。ほんの一寸立ち寄る予定が大幅に狂い、50分ほど滞在してしまった。やはり夏は芒硝泉に限ります!

H22/7/10

  
こちら小浴場(女湯)の様子。小さなタイル浴槽。こちらもフレッシュなお湯が注がれる。   浸透式の湯口は大浴場と同じ。   静かにかけ流されています。