秋の宮温泉(Akinomiya Spa)
施設名 紫雲閣 場 所 秋田県湯沢市横堀 源泉名 新五郎湯 泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉) 温 度 68.5℃ pH - 溶存成分総計 1,100mg/kg お湯の様子 無色透明,無味無臭,循環,加水あり,加温あり 料 金 700円 営業時間 11:00〜20:00
以前から国道13号の看板で気になっていたのがここ横堀温泉だったのだが、今回鳴子へ向かう途中ふらふらと新規開拓熱に火が点いたので立ち寄ってみることにした。入浴料はバスタオル付きで700円(バスタオルは当然返却する)だが、営業時間が20時までと地区の住民にとってはちょっとだけ良心的か。
入り口から入って立派な和風作りの廊下の奥に、男女別の浴室があった。脱衣所には陶器などを飾ってありいかにもおしゃれで気品が溢れている感じがする。クーラーもしっかり効いていて、バスタオルと合わせると湯上がりなどは快適に汗の始末ができそうだ。脱衣所にかかっている分析表を見ると…、新五郎の湯?ん?秋の宮ですか?とりあえず浴室に入ってみた。十和田石を敷いた8人サイズの浴槽には無色透明なお湯が注がれており、1滴も溢れ出しが無い。奥にある大きな湯口は動いておらず、手前の小さな湯口からちょろちょろと温めのお湯が注がれている。湯温は熱めでビリッとした良く感があるが、温泉の香りは感じられない。湯を口に含んでも全くの無味だ。湯口の下にある床横の穴からは勢いよく加温された循環湯が注がれていた。浴槽の真ん中には温浴効果を高めるためにラジウム鉱石を囲ったカゴのような柱が立てられている。
つまり、横堀温泉は秋の宮温泉からのローリー温泉で、そのお湯を大切に使っている施設だった。新五郎の湯自体の良さを知っているだけに……、ラジウム好きの人にはとても素敵な温泉かもしれない。H25/7/6
十和田石を敷き詰めた良さそうな浴槽。 真ん中になぜかある北投石の入ったカゴ。新五郎の湯が泣いています。 注がれる湯口は温めで温泉感全くなし。底に見える循環湯口からはジェット噴射!