蔵王温泉(Zao Spa)
施設名 ペンションぼくのうち 場 所 山形県山形市蔵王温泉 源泉名 上の川源泉 泉 質 酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
温 度 64.1℃ pH 1.5 溶存成分総計 1,385mg/kg お湯の様子 無色透明→薄白濁,硫黄臭+明礬臭,酸味,やわらかめ,やや熱め,かけ流し 料 金 宿泊利用 営業時間 24時間
蔵王温泉のメインストリートである樹氷通りに面した昔ながらのペンション。センタープラザの目の前でファミマの真向かいにある。近所の民宿やペンションと違ってここはしっかり温泉を引いていて、駆け込みのお客さんにも対応してくれる。この日は午後になってから予約を入れたが快く受け入れてもらった。1泊朝食付きで6800円の設定だ。ちなみにこの宿はペット同伴も可らしく、ペット好きの人にはちょうどよい温泉宿だ。
宿に着いたのが20時過ぎだったので、早速お風呂にいってみた。温泉浴室は半地下になった場所にあり、たった1ヶ所の狭い浴室なため、男女別の細かい時間設定がなされている。(この日は貸切だったため思う存分お湯を楽しむことができたが…)
狭い脱衣所を抜け扉を開けるとふわりと硫黄の香りが漂ってきた。その向こうに見えたものは、家庭用大型ポリバスに狭い洗い場、待ってましたこのサイズ!お湯は透明で美しく透き通っている。す・ば・ら・し・い・で・す。鮮度抜群の証拠です。手を入れてみるとビリッと熱めの46℃です。右側にあるこけしを横に倒したような形の木湯口があり、そこからプシューっとお湯が注がれている。かけ湯をし、お湯に浸かる前に浴槽内を攪拌してみると、底に貯まっていた湯花があったのか知らないが、どんどん白濁してきた。これはこれでまた良い。水色透明っぽかったお湯があっという間に白濁し、底のスノコがみえなくなってしまった。かき混ぜると温度は44℃。熱めのお湯好きにとってはちょうど良い温度になった。体をゆっくり沈めるとザバーっとお湯が溢れ、床が洪水状態になっていく。何て贅沢なんだろう。2人サイズのこのポリバス、狭い分だけ注がれるお湯の鮮度が抜群ですぐにビリッと熱めのセッティングに元通りだ。上の川源泉って、もっと優しくなかったっけ?って思えるほどビリッとする強烈なお湯だ。真夜中にもう一回お湯に浸かったことを付け加えておこう。翌朝の朝食はパンとオムレツで、ちょうど良い量の朝食を頂いた。樹氷通りに面した食堂でゆっくりと美味しいブレックファストを堪能できた。
蔵王温泉にはこのように温泉を引いている民宿やロッジ、ペンションなどが数軒ある。チャンスがあったらまたこういう小さめの宿に宿泊してお湯を楽しんでみたい。H24/6/2宿泊
こてこてになったポリバス。底にスノコを沈めています。2人サイズで熱めの設定です。 独特な湯口です。 かけ流されている様子。結構な量です。
入っておもいっきり攪拌すると白濁になりました。スノコの下に貯まっている湯花が広がったのでしょう。 まるでこけし水平置きタイプ湯口。 真夜中の浴室。美しいです。
入り口の看板。夜中に撮影しました。 朝食のプレーンオムレツ。軽めの朝食もまた良いです。 部屋はちょうどよい広さ。落ち着きます。ビデオプレーヤーが謎??