大野目温泉(Dainome Spa)
施設名 旅館 安部 場 所 山形県山形市大野目町 源泉名 大野目温泉 泉 質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(含塩化土類-芒硝泉) 温 度 47.6℃ pH 7.7 溶存成分総計 2,785mg/kg (Na 531mg, Ca 313mg, Cl 364mg, SO4 1419mg)
お湯の様子 笹濁り,弱金気味,微硫黄臭+金気臭,ビリビリ熱め,かけ流し 料 金 300円 営業時間 −
山形市国道13号線から1本入ったところにある昔から有る温泉旅館。ちなみに個人的には山形市で蔵王温泉以外で初めて味わった温泉でもある。温泉旅館でありながら日帰り300円で利用できるところがうれしい。最近旅館でラーメン屋も始めて,旅館の大広間がラーメン会場となっている。
旅館の入口から入ると右手へ曲がり,男女別の大浴場へと向かう。脱衣所には昔と変わらず大相撲関係の写真が貼ってある。変化したところといえば横浜ベイスターズの大魔神との写真が追加になったことか。
ここの名物岩風呂は昔と変わらず雄大な姿を見せてくれた。広めの岩組み風呂に笹濁りの芒硝泉が注がれ,かけ流されている。岩の間からあふれ出す湯が多めで,洗い場の床に川のように流れている(左写真)。源泉をそのまま注がせかけ流しているため湯温は若干熱め。それでも心地よく浸かることができる温度だ。湯口付近では微硫黄臭が感じられるが,お湯自体からは金気臭しか感じられない。飲泉すると若干金気味がする。昔と変わらず本当に良いお湯だ。あふれ出すスポットに体を横たえ,しばらくトドになり汗を絞り出した。じわじわと汗が噴き出し,それを洗い流してまた汗を出す。まるで天然温泉を使った岩盤浴のような感じだ。これは本当に気持ち良い。山形市内の北部ではピカイチの泉質だろう。ここはいつまでもこの調子で営業してほしいと思う。H19/8/11再訪
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岩を組んで作られたダイナミックな内湯。 湯口から注がれる笹濁りの芒硝泉。 無意味に浴室の4隅を陣取る大きな岩。