あつみ温泉(Atsumi Spa   


施設名 正面湯

場 所 山形県鶴岡市温海湯本
源泉名 5号,6号,7号源泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(含石膏-食塩泉)
温 度 63.5℃ pH 7.3 溶存成分総計 2,241mg/kg 
お湯の様子 無色透明,弱石膏臭,かけ流し,うす塩味,熱め 
料 金 200円 営業時間 6:00〜23:00 <9:30〜11:00清掃>

 あつみ温泉街にある3つの共同浴場のうちの一つ。 温泉街の一本裏通りにあるため正面という名前にふさわしくなく,裏通湯とでも呼びたいところ。以前は「上ノ湯」と呼んでいた公衆浴場だったのだが,いつの間にか建て直して立派になっていた。学生時代に来たときは,タイル張りの四角い浴槽が一つあるだけでシンプルな造りだったのが,外観は瓦屋根型のトタン屋根が印象的な立派な造りになっており,中もきれいに改装されていた。

 脱衣所や浴室のレイアウト自体は変わっていないが,内装は立派になった。中央に配置されていた浴槽は奥に移り,形は長方形ではなく変形した浴槽に変わっていた。湯口も浸透式ではなく2段式になり,一旦冷ましてから注がれるようになっていた。この日の湯温は約46℃。相変わらず熱めのセッティングだ。先客二人も体を真っ赤にして体を洗っている。「これは水で埋めると白い目で見られるな。」と感じながらゆっくり浴槽に体を埋めてみた。ビリッと熱いのは上半分で,下と攪拌すると湯温が2℃ほど下がった。やや熱めの心地良いお湯がさし込むように体に染みこんでくる。ふんわりと湯面から香る石膏臭もなかなか良い。源泉の投入量が多いため,入っているうちにどんどん湯温が上がってくるのがわかる。3分ほど湯の中にいたら,体が真っ赤になってしまった。一旦洗い場に座り一息ついていると,先客が体を洗い終え再度浴槽に入ろうと試みているのが見えた。入るかと思いきや,足を入れては上がり,また足を入れては上がるのである。その人の表情をよく見てみると明らかに苦渋の表情なのだ。「なあんだ,地元民じゃないんだ」安心して,「かき混ぜるといいですよ。熱いのは上だけですから。それでもだめなら水入れたほうが良いですよ!」と声をかけた。その人は安心したかのような表情になり,水を入れ始めた。
 あつみ温泉の場合は普通の温泉地と違って,加水してもあっという間に湯温が上がるので全然心配ない。そういえば昔もそうだったような気がする。深夜に訪れた際,湯温が55℃だったことがあったっけなぁ…。
 結論!あつみ温泉はその名の通りやはり熱い温泉です。

H22/5/3久しぶりの再訪


  
不思議な形の浴槽になりました。洗い場は3つ。    2段に注がせる独特な湯口。    この大きな協力金箱にお金を入れます。