繋温泉(Tsunagi Spa 


施設名 ホテル大観
場 所 岩手県盛岡市繋字湯の館
源泉名 繋温泉(至光の湯)
泉 質

単純硫黄泉

温 度 64.4℃ pH 9.3 溶存成分総計 554mg/kg
お湯の様子 無色透明,弱硫黄味,湯口硫黄臭,熱め,かけ流し
料 金 1000円 営業時間 11:00〜15:00

 盛岡市郊外にある御所湖湖畔の繋温泉街で 一際目立つレンガ色の巨大ホテル。北東北日帰り温泉本やさまざまなクーポンなどで無料入浴という太っ腹なところを見せている旅館。今回は北東北日帰り温泉本を利用して無料体験入浴をしてみた。

 男湯は牛若の湯と呼ばれるお湯で入口からかなり歩いた先にある1階にある。大きな内湯が1つとその横に古代檜風呂という浴槽が1つ。それとサウナがある。外には露天風呂が1つと,その奥に簾下りの湯と呼ばれるもう一つの露天風呂がある。大きな内湯のみ半循環利用で,あとは湯花もしっかり残したかけ流しをしている。循環利用と言っても湯口ではしっかり源泉を投入しており,湯口付近ではしっかり硫黄臭も香っている。古代檜風呂では,湯口付近に付着した硫黄分がひらひらとお湯に合わせて踊っている。湯口だけでなく湯面から香る硫黄臭も心地よい。ここは露天風呂が良い。ちょっと高くなった位置に岩を組んだ浴槽があり,深めでやや熱めのセッティングになっている。当然かけ流し。自分が入った分の容積だけしっかり2方向にあふれ出すのが嬉しい。湯口付近の硫黄臭は全浴槽中一番濃く,とっぷり30分くらい浸かっていた。ここは屋根があるので天気が悪くても湯浴みができる。簾下りの湯は,途中までしか屋根が無く,天気が悪い日には湯温が下がるし,気持ち良く湯浴みできない。ここもしっかりかけ流しをしている。大規模旅館の割にお湯遣いがよく,好感が持てる。しかし1000円は高いので,何かの機会があった時にでも一度くらいはチャレンジして欲しい湯である。

H19/3/26


  
内湯大浴槽。こちらは半循環利用。   湯口からは硫黄臭がする源泉投入。   こちらは循環無しの古代檜風呂。湯花がたくさん舞っている。

  
古代檜風呂の湯口。ここにもちらほら湯花がこびりつく。   こちらが簾下りの湯と呼ばれる露天。  手前にある露天。こちらの浴感が高い。