遠刈田温泉(Togatta Spa


施設名 あづまや旅館
場 所 宮城県蔵王町遠刈田温泉
源泉名 遠刈田7号泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
(含塩化土類-芒硝泉)
温 度 65.7℃ pH 7.0 溶存成分総計 2,391mg/kg

(Na 444mg, Ca 290mg, Fe(Ⅱ) 9.8mg, SO4 897.8mg, HCO3 356.9mg, CO2 477.5mg)

お湯の様子 薄黄色濁り,弱芒硝臭+ 金気臭,弱金気味,やや熱め,かけ流し
料金 500円 営業時間 10:00〜20:00

 遠刈田温泉の新共同浴場「神の湯」の右手にある旅館。友人の薦めた「あづまやは熱い遠刈田源泉を味わえる」という一言に惹かれて立ち寄りをした。あづまやの「あづま」は東ではなく吾妻のほう。

 旅館の右手奥に男女部つの内湯が1つずつあり,黄土色濁りの遠刈田源泉がどばどばと注がれ,かけ流されている。以前友人が訪れたときはあまりにも熱すぎてそのままでは入れず,やむなく加水しながら入浴したということだったのでかなり楽しみだったのだが,この日はやや熱めの44度だった。湯口の湯だまりで温度が49度になっていたので,おそらく前に入った客が加水してうめたのだろう。それでも湯口から熱い湯を打たせるポイントで肩や首を当ててみると,びりびりと遠刈田のお湯が体にさし込んでくるのがよくわかる。これは気持ち良いです。湯口の場所でじっと浸かっていると体がじりじりするほど熱くなってきてとても心地よい気分になれる。湯面からは金気臭が漂い,湯気の向こうに明るい窓の光がまぶしい。思わずふぅと一息ついてしまった。
 今となっては懐かしい遠刈田センター浴場のお湯を彷彿させるようなお湯で,かなり気に入りました。おそらく遠刈田へ来た際はまず先にここへ立ち寄ってしまいそうです。

H18/12/29


  
タイルで造られたシンプルな浴槽。黄土色の濁り湯がかけ流し。   湯口の温度は49度。浴槽内はこの日は44度でした。   廊下の外にある源泉タンク。あつあつほかほか。