古町温泉(Furumachi Spa


施設名 もみじの湯
場 所 栃木県那須塩原市下塩原
源泉名 不明
泉 質 単純温泉
温 度 pH 溶存成分総計
お湯の様子 無色透明,微金気味,微金気臭,源泉熱め,加水有りで温め,かけ流し
料金 寸志
(100円以上)
営業時間 日の出〜日没

 塩原温泉郷にある4つの野天風呂のうちの1つ。場所でいえば門前温泉の位置にあるのだが管理している組合が古町商店会のため所属は箒川の対岸にある古町温泉らしい。古町温泉から木の橋を渡ってくるか,門前温泉の端にある遊歩道を歩いて来ることができる。

 脱衣所がしっかりあり,小判型をした浴槽が1つあるだけの混浴露天風呂。手前の小さい方が熱めで,奥の広い方がその熱湯からのオーバーフローが流れ込んで温めになる仕組み。この日は早朝だったためまだ湯だめの最中だった。手前の熱い浴槽がどうかなと手を入れてみると「ぬ,ぬるいっ」なぜ?と思ってよく見ると,加水パイプからドバドバと加水されているではないか。これでは一生熱くならないと思い,ちょっとだけ水の出口に栓をさせてもらった。これできっと今後来る人達は快適な温度で湯浴みできるにちがいない。自分は温めのお湯に浸かることにした。無色透明のお湯からうっすらとだが金気臭が香る。口に含むとかすかに金気味が感じられる。加水さえなければもっとお湯の個性が出ていたのかもしれない。
 ここのお湯,他の3つの露天風呂と違って100円と入浴料も安い。管理している所属の違いからなのだろうが,こんな安い料金でこのような施設を管理し,解放してくださっていることに対して本当に頭が下がる思いだ。使う人たちもマナーをわきまえて使うように心がけたい。なお,ついたてが新たにできたため,川の対岸から浴槽が見えなくなったため,これでも女性が比較的入りやすくなったのだという。すぐ近くを通っている遊歩道の存在が一番入りにくくしているのであって,ついたての問題じゃないような気がするが…。

H19/8/15


  
左右に仕切られた浴槽。手前が熱めで残り湯が注いで温湯を作っている。   太いパイプが源泉。細い方が水。   ついたてができて快適になった?