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那須湯本温泉(Nasu Yumoto Spa


施設名 共同浴場 滝の湯
場 所 栃木県那須町湯本
源泉名 御所の湯
泉 質 酸性-含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
温 度 68.1℃ pH 2.53 溶存成分総計 1,031mg/kg

(H2S 17.1mg, Ca 109mg, SO4 414mg)

お湯の様子 白濁,酸味,硫黄臭,熱め,かけ流し
料 金 無料  * 営業時間 5:00〜23:00(民宿宿泊者のみ利用可)

 那須湯本温泉にある地元民専用浴場で,民宿に宿泊することで宿泊客も利用することができる。今回は民宿松葉に宿泊し正式に利用させてもらった。ちなみに滝ノ湯は民宿松葉のすぐ真向かいにあり,民宿松葉から歩いてすぐの所にある。入口には磁気認証のシステムがあり,旅館からお借りした丸い磁気鍵をかざすとドアのロックが解除される仕組みになっている。この日は一日の〆の湯として夜の21時過ぎにここ滝ノ湯を利用させてもらった。

 この滝ノ湯は広めの共同浴場で,一度に10人以上が利用できる広さだ。脱衣所も広く,洗い場には減塩と水を混合させて注がせているカランが4本高さを変えて滝のように落ちている。浴槽は正方形の木造浴槽で,真ん中の木箱の両側から白濁した硫黄のお湯を注がせている。木箱の両側にあいた穴に栓をすることで湯量を調節し温度を変える仕組みだ。左側の浴槽が温めの湯,右側の浴槽が熱めの湯となっている。今回は左側が42℃。右側が43℃程度だった。湯口からはちょろちょろとしかお湯が注がれていない。熱めの源泉をあまり追加していなかったため,おそらくほぼ左右が同じ温度になっていたのだろう。しばらくすると,常連の地元民の一人がおもむろに湯口から栓を抜きバルブを全開にした。そのため,右側の湯口から水平に勢いよく熱い源泉が注ぎ込まれた(下の写真参照)。待ってました!湯がジワジワと熱くなっていくのが肌で実感できる。ある程度注がせて温度が高くなったところで止めようと思い切り穴に栓をすると,何と反対側の湯口の方がぶっ飛び,反対側の浴槽に源泉大解放になってしまった。あわててバルブをしぼり,湯量を抑えて栓をした。気がつくと右側45℃。左側43℃でちょうど良い湯温になっていた。浴槽に貯められた白濁の硫黄泉と総木造の浴槽の色合いが絶妙で美しい。湯小屋全体に立ちこめる芳醇な硫黄臭もすばらしい。そこから先は天井や壁を見上げながら長い時間極上のお湯にじっくりと浸かった。
 入れ替わり立ち替わり地元の人たちがやってくる。その中に混じって浴衣姿の民宿宿泊客もちらほら見える。地元の方は民宿に泊まっているよそ者に対しても非常に温かい対応をしてくれている。ここは心が本当にあたたまる地元民専用浴場だ。この日は1時間以上もこのお湯にお世話になったのだが,最後は感謝の気持ちを込めて脱衣所の床にこぼれていた水滴を掃除してから民宿に戻った。すばらしいお湯に出会えたこと,そしてそこを利用するすばらしい人々と出会えたことに感謝したい。

H19/8/15


  
2つ並んだ浴槽。河原の湯よりも広めです。   湯口は両側に向けてあり自己調整可能。  こちらがドバドバ注がせている様子。見えますか?

  
こちらが体洗い用のカラン。高いところから打たせるものもあります。 真夜中の入口。味わいがさらに深いです。 こちらが電子磁気式オートロック。