那須湯本温泉(Nasu Yumoto Spa)
施設名 共同浴場 河原の湯 場 所 栃木県那須町湯本 源泉名 行人の湯 泉 質 酸性-含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) 温 度 69.9℃ pH - 溶存成分総計 − お湯の様子 白濁,酸味,硫黄臭,熱め,かけ流し 料 金 無料 *右 営業時間 5:00〜23:00(民宿宿泊者のみ利用可)
那須湯本温泉にある地元民専用浴場で,民宿に宿泊すると宿泊客も利用することができる。今回は民宿松葉に宿泊し,正式に利用させてもらった。湯本温泉街の中では下の方に位置し,狭い路地にあるため車での利用は避けるようにしたい。入口には磁気認証のシステムがあり,旅館からお借りした丸い磁気鍵をかざすとドアのロックが解除される仕組み。
まずは宿泊した日の夕方に利用した。次の日の朝ももう一度利用したが,どちらも地元の良く客で賑わっていた。狭めの浴室に正方形の浴槽が2つ並び,片方がやや熱め,もう片方が熱めにセッティングされている。注がれるお湯は白濁した硫黄泉で,中央の湯口の木の棒を調節して湯量を変え,温度設定している。基本的に加水はされていない。お湯からはしっかりと硫黄臭が香り,ピリピリとさし込む感じがする浴感がある。その日は関東地方で猛暑を記録した日だったのだが,この那須高原は涼しげな風が吹く心地よい気温だった。当然熱めのセッティングで気持ち良く湯浴みできた。ふだん地元の方々が利用しているこのようなお湯を利用する機会が持てるなんて,実にすばらしいことだと思った。旅館の内湯も良いが,こういう地元の人たちとのふれあいを大切にする旅も面白いかもしれない。
H19/8/15
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空いているとこんな感じ。いつも地元の人たちで賑わっています。それだけ地域に根ざした浴場ということ。 湯口は木の棒で調節する仕組み。
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こちらが体洗い用のカラン。黄色い桶も真っ白です。 天井もなかなかすばらしい造りです。 こちらが電子磁気式オートロック解除の図。