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焼津黒潮温泉(Yaizu Kuroshio Spa


施設名 元湯 なかむら館
場 所 静岡県焼津市駅北1丁目
源泉名 焼津5号,高草1号,高草50号混合泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
温 度 47.1℃ pH 8.6 溶存成分総計 14,710mg/kg

(Cl 9044mg, Na 2997mg, Ca 2533mg)

お湯の様子 無色透明,強塩味+苦味,潮臭,温め,かけ流し
料 金 400円 営業時間 13:00〜20:00

 JR焼津駅裏から300mほど線路沿いに静岡方向へ戻った場所にある温泉旅館。温泉旅館でありながら,地元の公衆浴場のような役割を果たしている。長旅の疲れをとるためにどこかに立ち寄ろうと思い,その日に宿泊する旅館に行く途中にちょいとだけ寄り道で立ち寄った。ちなみに元湯と呼ばれるだけあって,敷地内で源泉湧出があり,それを各施設に送り出している。

 19時30分と閉店間際に沢山の荷物を抱えた状態(まさに迷惑な客)で入り口に入ると,中から女将さんが出てきて「タオルはあるの?石鹸は?このボディソープ使っていいよ」と親切に声をかけてくれた。入浴料400円を支払い,ご厚意に甘え早速奥の浴室へ向かった。浴室は小さめで,脱衣所は3人で一杯になるくらいの広さだ。ガラス越しに見える浴室の広さは4人サイズで,洗い場も3ヶ所しかない。奥に鎮座するタイル浴槽は赤茶色に変色していて,お湯の力強さを物語っている。早速浴室に入ってみるとふんわりと潮の香りが漂ってきた。まさしく塩化物泉のにおいだ。浴槽のうち約3分の1が浅めになっていて,地元の人が浅いところで足を伸ばして半身浴をしていた。体を一通り洗ったあと浴槽のお湯に浸かってみた。湯温はやや温めで,キシキシ感がある。無色透明で透き通ったお湯からは潮臭が香り,湯面ギリギリまで鼻を近づけると心地良い香りが鼻に舞い込んでくる。肩まですっぽりお湯に浸かっていると湯疲れしそうな感じがした。一旦浴槽から上がると,体から一気に汗が噴き出してきた。約5時間にも及ぶ長旅から解放された体が喜んでいるようだ。なるほど,全身浴ではなく半身浴をして体を温めた方が長湯に向いているのだ。
 その後,地元の人に交じっていろんな話題に花が咲いた。ふと気がつけば20時近くまで地元の人たちと語り合っていた。そそくさと風呂から上がり,さて,これから線路の反対側にあるはずの今夜の旅館に歩いていこうかと思った時,「乗っていくかい?」と先ほどまで浴室で一緒だった地元の人に声をかけられた。夕食を購入しにコンビニに寄ろうと思っていたので今回は気持ちだけ頂き,歩いて宿へと向かった。この地元の方といい,女将さんといい,実に温かい静岡県民の心意気にふれることができた1湯だっだ。

H22/2/4


  
4人程度で一杯になる浴槽。赤茶色に変色しています。  浴槽の1/3が浅めで半身浴ができるようになっています。  パイプから注がれる苦塩辛い源泉。