鶯宿温泉（Ohsyuku Spa）  　

施設名	温泉民宿 丸乃荘
場　所	岩手県雫石町鴬宿第７地割
源泉名	鶯宿温泉（杉の根の湯）
泉　質	アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性高温泉）
温　度	57.9℃	ｐH	8.7	溶存成分総計	645mg/kg
			（Na 153mg, Ca 36mg, SO4 303mg, Cl 49mg, HS 0.3mg）
お湯の様子	無色透明，熱め，ほぼ無臭，びりびり，白湯花，かけ流し
料　金	400円	営業時間		要相談，そうじ時間以外はいつでも

鶯宿温泉街の奥に位置し，これ以上行くと逢滝へ向かうという集落のはずれに位置する温泉民宿。新しめの建物で，男女別の内湯が１つずつあり，忙しくさえなければいつでも日帰り入浴を受け付けてくれる。 　入口から入って左の奥の突き当たりに浴室があり，男性用が広め，女性用が狭めになっている。今回は他の利用客が無くどちらを使っても良いよと言われたため，狭めの浴槽の女性浴室を利用させてもらった。旅館の名前から来たのか浴槽も丸形で，男性用は４人サイズ，女性用は２人サイズといった広さ。底のタイルがマリンブルーの色のため見た目がかなり美しい。この丸形浴槽は見ているだけでついついうっとりしてしまう。丸形浴槽ファンにはマストなお湯でしょう。お湯は浴槽の底から静かに注がせており，加水無しで熱めのセッティングとなっている。この日の湯温は４６℃で，お湯の熱さ＋ビリビリ感でものすごい入りごたえがあった。熱い中ゆっくりお湯に体を沈めるとじんわりとお湯の良さが肌に染みこんでくる。最初ビリビリ感じた熱さもすぐに慣れ，心地よさにしばし酔いしれることができる。お湯の中に目をやると小さな白い湯花が細かくたくさん舞っているのがわかる。これは気持ちいいです。熱湯好きの自分にとってはとても好きな温度です。ただ，お湯を張るときに若干加水しているらしく，鶯宿独特の微硫黄臭がほとんど感じられなくなっていた。これで加水さえなければ鶯宿イチオシの宿でしょう。 H18/9/9

こちらが男湯。若干広めの丸い浴槽。湯口は浴槽内。　　こちらが女湯。小さめで源泉のアチチを堪能できる。　　白い湯花が湯中を舞い上がる。心地よいです。