大沢温泉(Osawa Spa    


施設名 山水閣,自炊部
場 所 岩手県花巻市湯口字大沢
源泉名 大沢の湯
泉 質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
温 度 51.3℃  pH 9.2  溶存成分総計 600mg/kg 
お湯の様子 大沢の湯(混浴露天) お湯は全て同じ。無色透明な熱めのお湯。景色と相乗し最高。
薬師の湯(男女別内湯) モダンなタイルをしいた内湯。2つの内湯がある。
豊沢の湯(男女別半露天) 洗い場が完備した大きな半露天風呂。(夏季は大窓が取り外される)
料 金 500円 営業時間 9:00〜19:00

 花巻温泉の南,花巻南温泉郷の奥に位置する。立派な施設の山水閣。日本家屋の情緒を残した和風の菊水館。昔ながらの湯治場としての自炊部の3つにわかれていて ,自炊部で500円を払えばそれらの旅館にある温泉をはしごできる。

 自炊部のお湯として「薬師の湯」がある。薬師の湯は自炊部の旅館の奥に位置し,入口からカーブする階段を下りて行く。脱衣所から見えるカラフルな床石とタイル浴槽がとてもモダンな雰囲気を醸し出している。お湯は無色透明で爽明感があるお湯でビリビリ感があり,湯上がりは汗が出ない。2つある浴槽はどちらもやや熱めで,浴槽が狭い分だけお湯の鮮度も良い。ここは4つある日帰り風呂の中で一番好きです。自炊部にはもう一つ有名な混浴露天風呂「大沢の湯」がある。こちらは完全混浴利用で,女性専用の脱衣所はあるが,浴室内には仕切などは何もない。旅行本などの紹介ページによく載っている水色の床がまぶしい露天風呂で,川にかかる橋の上から丸見えとなる。お湯は確かなものでとても気持ちがよい。
 近代的な山水閣の浴室のうち「豊沢の湯」のみを日帰り利用することができる。ここは半露天風呂となっており,天気が良い日などは川側の窓を全開にして露天風呂のようにして利用することができる。どの浴室でも同じお湯が使われていて,湯上がりが爽快な芒硝泉が贅沢にかけ流されている。内湯、露天と情緒溢れる物であるが,それぞれの良さを活かしていて全部に味わいがある。菊水館の内湯に関しては別にレポートします。

03/1/26


 久しぶりに大沢温泉を日帰り利用しました。一つ変わった点が「女性専用露天風呂」ができたことです。この浴室は「かわべの湯」と名付けられ,その名の通り自炊部の「薬師の湯」よりさらに奥の川縁に作られています。残念ながらHP管理人が男性のためこちらの浴室をレポできません。どなたかぜひ行った感想などをお寄せ下さい。
 この日は,南部の湯,大沢の湯をまったり利用しました。湯遣いは南部の湯が一番好きです。

H19/11/26久しぶりの再訪


  
自炊部の浴室「薬師の湯」床のタイルアートがシュール。2つの浴槽があり,どちらもやや熱め。ここは好きです。   山水閣の半露天風呂豊沢の湯。湯気で全体が撮れません。

  
こちらが有名な大沢の湯。橋の上から露天風呂を臨む。 ある意味丸見えです。   朝靄に包まれてとても気持ちがよいです。   浴槽内の湯口です。かなり熱めです。