大沢温泉(Osawa Spa)
施設名 菊水舘 場 所 岩手県花巻市湯口字日蔭坂 源泉名 大沢の湯 泉 質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉) 温 度 51.3℃ pH 9.2 溶存成分総計 600mg/kg お湯の様子 南部の湯:無色透明,無味,弱芒硝臭,適温,かけ流し,つるつる 料 金 宿泊しました 営業時間 14:00〜17:00
花巻市大沢温泉の3つの旅館のうちの1つ。川の対岸に位置し,昔ながらの茅葺き屋根の建物と風格有る木造の建物が一際目立つ施設。今回は湯めぐらんすで宿泊利用した。菊水館には「南部の湯」と呼ばれる内湯があり,その浴室以外に自炊部の「薬師の湯,大沢の湯」山水閣の「豊沢の湯」を利用することができる。今回は宿泊ということもあり,どのお湯にもとっぷり浸かってきた。
菊水館の内風呂「南部の湯」は総檜造りの浴室で,豊沢川にせり出して湯小屋が建てられている。浴槽は狭めで,そこに適温の湯が注がれかけ流されている。お湯は無色透明,無味,芒硝臭があり,木造の浴槽にうまくマッチしていてとても心地よい。17時以降は日帰り入浴客は利用できなくなるし,山水閣や自炊部に泊まっている人も12時以降は利用できなくなるので,真夜中や早朝などは菊水館の人のみが利用するのでほぼ貸切で味わうことができる。今回は夜中の1時に約40分ほど貸切で利用した。湯小屋の外を流れる川の音を聞きながらゆっくりお湯に浸かる。お湯から香る芒硝臭にしばし酔いしれながら心地よい湯浴みをすることができた。これも宿泊ならではでしょう。
夕方に豊沢の湯,薬師の湯,大沢の湯を満喫。もう一度早朝に大沢の湯と豊沢の湯を満喫した。これでもかというくらい大沢温泉のお湯を満喫した宿泊だった。どのお湯も同じ源泉なのだが,お湯の鮮度が一番良かったのが薬師の湯だった。どのお湯からも芒硝臭が香り,とても気に入りました。日帰りの時はこんなものかと思っていた大沢のお湯だが,今回で評価がぐんと上がりました。H18/11/18宿泊
菊水館の内湯「南部の湯」は総檜造り。狭めで良いです。 洗い場のカランのかわりにある湯だめ。風情抜群。 浴槽底にある源泉湧出口。熱いので注意。
夕食の一部。ここからさらに食事が付きました。 朝食です。ご飯を5杯食べた人もいたそうで・・・。 隣に続く菊水館のかやぶき屋根。こちらも風情抜群。