真賀温泉(Maga Spa)   


施設名 真賀温泉館

 
場 所 岡山県真庭市仲間
源泉名 真賀温泉
泉 質 アルカリ性単純温泉
温 度 39.5℃ pH 9.3 溶存成分総計 180mg/kg
お湯の様子 無色透明、無味、弱甘い温泉臭+微硫黄臭、ぬるめ、かけ流し
料 金 150円
350円(幕湯)
営業時間 7:00〜22:00

 この日のメインとして考えていた真賀温泉にたどり着いたのがお昼過ぎのこと。直前までの2つの誤算(関の湯、木地屋)があり、かなり時間が押していたのだが、ここだけは欠かせないと言うことで、石段をえっちらおっちら登ってこの浴場にたどり着いた。ここは斜面の中腹にあり、石段を登ってこなければならない。入り口横に不動尊があり、御利益があるということだけはわかった。ここは料金システムがちょいと複雑で、普通に利用する場合と幕湯を利用する場合、そして両方利用する場合で料金が変わる。ここまで来たからには両方味わっておかないと…、ということで両方味わうことにした。ちなみに家族風呂もあるので、この温泉館には合計4つの浴室があることになる。

 まずはちょうど貸切になっていた幕湯へ行ってみた。ここはちょっと狭めだが、岩をくりぬいたような手作り感があり、湯底からお湯が湧いているという足下自噴泉なのだ。無色透明でやわらかな感じがするお湯があふれ出しており、ふんわりと温泉臭と硫黄臭が混じった香りがする。包み込まれるような感じの浴感で、このお湯に入っただけでもう満足という感じになってしまう。諸先輩方が絶賛しているとおりの逸品で、ここまで来て本当に良かったと思えた。続いてはそそくさと脱衣したものをもう一度着直し、隣の男女別内湯へ向かった。そこは脱衣所を抜けた先にシンプルな浴槽が1つあるだけの浴室で、常連さんたちが集っていた。岩の上に浴そうがあるような感じで、温めの無色透明湯が注がれかけ流されている。甘い硫黄臭が香るお湯で、温めの良いお湯だ。幕湯へ入らなくても、これだけでも十分といえるくらい満足のいくお湯だ。常連さんから「どこから来た?」と尋ねられ、青森ですと答えたら、最初は信じてもらえなかった。事情を話してみると納得してもらえた。しかし「ここから山口へは2時間で着かないぞ」と逆にアドバイスされ焦ることになった。てっきり2時間ほど高速道路に乗ると山口へ着くかと思っていたのだが、時計を見るともう14時である。もっと居たいのに…、この衝動に駆られながらこの浴室を後にした。

 約束していた時間に明らかに間に合わない。これは某温泉に時間を費やしすぎたせい?いや、自分の無計画さでしょう。山口の約束は結局30分遅れでした(^_^;)

H27/7/30 


 
こちらは男女別の浴室。ここだけでも入る価値は十分にある。素晴らしいMT泉。新鮮で温めのお湯がドカドカかけ流し。

  
こちらが一番奥にある別料金浴室「幕湯」ここは足下自噴の浴槽があり、別の雰囲気を醸し出している。    まさかの貸切利用になりました。