大湯温泉(Ohyu Spa


施設名 宿 花海館
場 所 秋田県鹿角市十和田大湯字上ノ湯
源泉名 上の湯源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉)
温 度 62.6℃ pH 7.6 溶存成分総計 1,328mg/kg 
お湯の様子 無色透明,無味,微微硫黄臭,加水あり,やや熱め,かけ流し
料 金 500円 営業時間 6:00〜20:00

 大湯温泉の温泉街の変形十文字の角にある昔ながらの旅館。十文字を改修工事する際に旅館名を仙臺屋から花海館へ改称した。改称とはいうが正式には元に戻したということで,屋号である花海を語っていた先々代の旅館名にもどしたとのこと。ついでに母屋の方も新しくリフォームした。

 浴室は依然と変わらぬ「陽だまり館」にある。家族風呂,花座の湯,万座の湯と3つの浴室が並び,今回は男湯が万座の湯になっていた。個人的には1人で使うにはちょっと広すぎるので,花座の湯が良かった…。(以前のレポはこちら)。
 広めの脱衣所に岩組みの内湯浴槽が見える。底石の青さからお湯がうっすらブルーがかって見える。石湯口から滑るように注がれるお湯は適温で,ほんのり温泉臭が香る。毎日浸かるには良さそうな感じのお湯だ。溢れ出したお湯は浴槽のまわりの溝を通って,どんどんかけ流されていく。何という贅沢なお湯遣いなのだろう。ちなみにシャワーもカランも源泉100%というからすばらしい。近くに安価な公衆浴場があるため500円という値段はちょっと毎日払うにはきついかもしれないが,たまに貸し切りでのんびり浸かりたいという時などにはこういう旅館を利用するのも良いかもしれない。

H20/11/30


  
こちら奥の浴室「万座の湯」。広めの岩組み浴槽。   湯口の上にはタヌキが横たわる。     湯面から湯口を眺める。のんびり時が過ぎる。

  
浴室前の休憩スペース。畳敷き。  こちらが手前浴室「花座の湯」。ちょっと狭い。 道路手前にあった湯田まり。温めでちょうど良い。硫黄臭あり。