午ノ浜温泉(Gonohama Spa)
施設名 午ノ浜温泉 (旧仁賀保町老人憩いの家) 場 所 秋田県にかほ市三森字午の浜 源泉名 午ノ浜温泉 泉 質 単純冷鉱泉 温 度 21.1℃ pH 8.0 溶存成分総計 329.8mg/kg (Na 26mg, Ca 15mg, Mg 12mg, HCO3 131mg)
お湯の様子 無色透明、無味、微々消毒臭、加温あり、適温、循環利用 料 金 300円 営業時間 10:00〜20:00
にかほ市の国道7号を走っている際に、偶然地図で見つけた温泉マークの場所に立ち寄ってみた。駐車場は閑散としているし、何も看板が出ていないし…。不安になりながら玄関を開けると管理者がいらっしゃり、どうぞどうぞと案内してくれた。どうやらここはもともと仁賀保町老人憩いの家だった場所で、合併後はにかほ市が管理する福祉施設として利用しているらしい。一般の入浴も快く受け入れてくれる。
入り口から入った場所とは別棟に温泉があり、男女別の内湯が一つずつあるシンプルな浴室がある。水色タイルに彩られた五角形の浴槽内には無色透明のお湯がはられ、少しずつオーバーフローしているのが見える。自然湧出している温かめの水を沸かして利用しているのだという。クセのないサラサラしたお湯が肌にからみついてくるのがわかる。若干消毒臭がするのはご愛敬だが、気になるほどではない。加温のために循環し、新源泉を投入した分だけ溢れていくという仕組みだ。これといって特徴は無いが、今まで塩化物泉ばかり入っていたのでホッとひと息をつけたお湯だった。日頃近所にこのようなお湯があったら毎日普通に利用しているのだろうなと思った。
シャワー付きカランの横にあった水蛇口をひねってみると、いつまでたっても冷たくならない水が出てきた。味も素っ気もないがおそらくこれが源泉なのだろう。加温無しの源泉浴槽があると夏にはとても気持ち良いかもしれない。他にも管理人から小出地区老人憩いの家、釜ヶ台地区老人憩いの家も紹介されたが、前者はお風呂なし、後者は時間の都合上見つけられなかった(仁賀保高原エリアなので遠い)。老人憩いの家系統を探すと、秋田県はまだまだ温泉が出てきそうな感じがした。
H22/8/13
シンプルなタイル浴槽。少しずつオーバーフローしています。 湯口からはそれなりに循環しているお湯の量だけ注がれる。 源泉と思われる水。やや温めか?