鳴子温泉(Naruko Spa


施設名 旅館たかしげ
場 所 宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷
源泉名 たかしげ1号,2号,3号混合泉
泉 質

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
       (含食塩・芒硝−重曹泉)

温 度 75.2℃ pH 7.3 溶存成分総計 1,699mg/kg
(Na 378mg, Mg 13mg, Ca 53mg, Fe(3) 0.4mg, Cl223mg, SO4 215mg, HCO3 582mg)
お湯の様子 無色透明,無味,かけ流し,ビリビリ感あり,熱め,芒硝臭
料 金 500円 営業時間 10:00〜15:00

 鳴子温泉の下,国道108号との分岐点を山側へ進んだすがわら旅館の隣にある。駐車スペースが2台しかないので,公共の駐車場に停めるのがベスト。

 浴室は1階と2階に合計3つあり,それぞれを男湯,女湯,家族風呂として利用している。今回は2階の浴室が男湯だった。2階に上がって左側に進むと浴室がある。細長い脱衣所を抜けると先客がいて「うぉぉぉぉ。」という素敵な歓声をあげている。この歓声を聞く限りではかなり期待が持てます。いざ浴室へ入ってみると6〜7人程度が入れるサイズのかまぼこ形の浴槽が1つあるだけの実にシンプルな造り。お湯は無色透明で無味,芒硝臭が香るお湯で,結構熱め。肌にさし込んでくるようなビリビリしたお湯。先客の声の原因はまさにこれです。必要以上に熱く感じるこのビリビリ感です。これが妙に気持ちいいんです。
 硫黄臭が続く鳴子の湯めぐりにおいて,このような無色透明なお湯には正直ほっと一息つける。湯口で温度調節のため水のつぎ足しがあるのが多少残念だがそれでも十分な浴感がある。1階の浴室は床が石化した成分で千枚田のようになっているらしく,そちらのほうにも興味があるので次回こそ味わってみたい。

H19/1/9


  
2階にある浴室。かまぼこ形の浴槽に熱めのお湯かけ流し。無色透明でクリアーなお湯。   湯口では水と一緒に調整されて注がせている。