鬼首宮沢温泉(Onikobe Miyasawa Spa


施設名 旅館 元湯

場 所 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字宮沢
源泉名 元湯1号
泉 質 ナトリウム-塩化物泉
温 度 93.2℃ pH 8.3 溶存成分総計 1,021mg/kg
お湯の様子 無色透明,微塩味,やや熱め,甘い香り,かけ流し
料 金 500円 営業時間 要相談

 鬼首温泉郷の宮沢温泉にある老舗旅館。カーブの途中にあるが、比較的車も停めやすい。入り口が2ヶ所あるが、日帰り受付は新館入り口から入る。

 男女別の内湯が一つずつあり、どちらにも独自源泉である元湯1号源泉が注がれる。湯温が熱いため、幅広の岩湯口を伝わせて少しずつ投入している。浴室全体には硫黄臭とはちょっと違った感じの甘い香りが漂っている。この香りだけでまずはノックアウトされる。湯面に映る光がキラキラと美しい。思わずうっとりと見とれてしまう。湯口は岩を伝わせたもので、ゆっくりお湯を冷ましながら注がせている。無色透明なお湯はやわらかく、やさしく体全体を包み込んでくれる。源泉温度は高いのだが浴槽の中は適温になっている。弱食塩泉らしく、湯上がりは汗が泊まらなくなるのが特徴だ。鬼首温泉郷は無色透明ながら奥が深い温泉が多いので好きである。今回入れなかったあと2つの旅館は次回の仮題として残しておきたい。
 

H28/12/29



こちらが男湯。湯面に映る窓の光が美しく輝く。ふんわり甘い硫黄系の香りが感じられる。  湯口にこびりついた成分がお湯の良さを主張する。  こちらちょっと狭めですが良い感じの女湯