長井あやめ温泉（Nagai Ayame Spa）  　

施設名	長井あやめ温泉　桜湯
場　所	山形県長井市寺泉大林上
源泉名	長井あやめ温泉
泉　質	ﾅﾄﾘｳﾑ-硫酸塩･塩化物泉
温　度	40.5℃	ｐH	7.8	溶存成分総計	1,734mg/kg
		（Na 464mg, SO4 649mg, Cl 317mg, HCO3 155mg, Fe(2) 1mg）
お湯の様子	笹濁り茶褐色、金気臭+温泉臭、ぬるめ、うす塩味、かけ流し
料　金	400円	営業時間		9:30〜20:00

長井市の丘の上にある温泉施設。今まで何度も行こうと思っていたのが、遠いし、幹線道路からかなり奥まっているし、など多々の理由があったためずっと後回しになっていた施設。今回は意を決して訪れてみた。国道２８７号線からでもかなり奥にあるのでナビなどがないと行きづらいと思う。途中に案内の看板もなかった。 　脱衣所を抜けるとウッディな感じのする浴室内に岩風呂が組まれており、そこに笹濁りのお湯がトプトプ注がれ、かけ流されている。浴室内には温泉臭が香っていて何とも言えない雰囲気が漂っていた。早速かけ湯をしてお湯に浸かってみると、湯温はやや温め、湯面からはしっかりと金気臭が香ってきます。口に含むとほんのり炭酸系の味とうす塩味が混じっている旨味がした。浴槽の周りの石は真っ黒にコーティングされ、お湯の力強さを主張しているかのようだった。浴室内の熱気が逃げないようになのか、窓側にビニールで覆いがされており、一種独特な雰囲気があった。 　それにしても素晴らしいお湯遣いだ。こんな素敵なお湯が長井市の丘の上にあるとは。わかっていただけに出会うのが遅すぎたなあと悔やむことになった。また近くを通ったら、今度は明るい時間に入浴してもっとしっかりとお湯を味わいたい。 H25/12/29

　　
こちら岩風呂浴槽。笹濁りのお湯がとても素敵です。　　　湯口は岩の間から注がせています。パイプを浸かって浴槽内に落ちる仕組み。　　　お湯の成分で床が真っ黒です。