渋温泉（Shibu Spa）

施設名	５番湯「松の湯」
場　所	長野県山ノ内町平穏
源泉名	不明
泉　質	ﾅﾄﾘｳﾑ･ｶﾙｼｳﾑ-硫酸塩･塩化物泉
温　度	−	ｐH	−	溶存成分総計	−
お湯の様子	無色透明，適温，薄塩味，甘硫黄臭，かけ流し
料　金	現金不可	営業時間		6:00〜22:00

外観は４番湯と似たような造りだが，中は全然趣が違う。ほぼ真向かいにありながらこれだけ違うのは珍しいのではと思えるのがこの松の湯。両側を温泉旅館に挟まれ狭そうな雰囲気だが中は思ったよりも広い。 　入口から入るとタイルばりで石の縁をした広い浴槽が１つある。訪れた時，源泉をしぼりすぎて源泉が注がれていない状態だったため適温で入浴できた。早速源泉をどばどば投入してみると，どんどん熱くなっていく。注がれる源泉はかなり熱く，うっすら甘い硫黄臭がする。ここの排水が面白く，右側の床にかけ流されるのだがそれが周りを一回りし，左奥へと流れていく。よって，熱すぎて入れないときや，無理矢理入って溢れさせたときは熱いお湯が全ての客を包み込む仕組みになっている（Ｊ氏談）。激熱ではなかったため快適に湯浴みできたが，今まで和風な湯小屋が多かっただけに不思議な感じを受けた。湯口の木の樋のみが和風でそこだけが非常に浮いて見えた１湯だった。 H19/7/15

　　
外観とは裏腹に石造りの浴槽縁。湯口のお湯が止まっていたため適温。　注がせるとあっという間に激熱です。　　　天井もなかなか独特。外観からは予想が付かない造り。