熊の湯温泉(Bear's Spa


施設名 硯川ホテル
場 所 長野県山ノ内町平穏
源泉名 志賀高原源泉
泉 質 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
温 度 71.2℃ pH 7.76 溶存成分総計 1,268mg/kg

(Ca 253mg, SO4 527mg, HS 46.8mg, H2S 13.3mg)

お湯の様子 薄緑色白濁,ぬるめ,硫黄臭,弱苦味+タマゴ味,かけ流し
料金 JTBの宿泊プラン
    で無料入浴
営業時間

 国道292号線志賀高原にある大規模ホテルの一つ。今回はホテル白銀に泊まったJTBの湯めぐりプランで無料入浴できた。スキーシーズンには予約が取れないほど大盛況になるという。

 フロントで受付をすませた後,地下1階にある浴室へエレベーターで下る。暗い地下に男女別の大浴場が1つずつあり,それぞれに小さいながらも露天風呂がある。まず大浴場の中に入ってみると,広い石造りの浴槽が1つあり,まん中よりも左寄りに仕切があり,狭い方と広い方の2つに分けられているのがわかる。湯温を確かめてみるとほとんど変わりはない。照明の関係から黄色っぽく見える白濁した硫黄泉はぬるめでゆっくり湯浴みするのにはちょうど良い温度だ。湯口からはドバドバとお湯を注がせており,浴槽全面から静かにかけ流されている。お湯は温いながらもしっかりと硫黄臭がして,なめるとタマゴ味が感じられる。今回の旅ではあまり硫黄泉に出会っていなかったのでこの出会いは非常に新鮮である。
 露天風呂は小さいながらも石造りで雰囲気があるもの。そこに注がれるお湯は光の関係からか,緑色に見える。内湯よりも温めだが,お湯の成分は濃く感じた。この日が雨だったため,上から落ちてくる雨粒が非常に煩わしくてすぐに退散したが,できればこちらのお湯にもっととっぷり浸かっていたかった。雨の日で緑色ということは,天気がよいときは果たしてこのお湯,何色になるのでしょう。

H19/7/15


  
こちらが広めの大浴槽。中に仕切があり,仕切の上から源泉を注がせているが,左右とも温度は同じ。  露天風呂は緑色白濁。すばらしいお湯でした。