安代温泉(Andai Spa


施設名 和風の宿 ますや
場 所 長野県山ノ内町平穏
源泉名 共益会11号ボーリング※下記成分表 ,瑠璃の湯 ※別源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
温 度 93.0℃ pH 8.43 溶存成分総計 1,608mg/kg

(Na 417mg, HS 0.8mg, Cl 548mg, SO4 264mg)

お湯の様子 無色透明,熱め,薄塩味,弱芒硝臭,褐色湯花少々,かけ流し
料金 JTBの特典利用 営業時間 13:00〜20:30

 安代温泉街で一番大規模な旅館。敷居が高そうに見えるが日帰り入浴も比較的遅い時間まで引き受けてくれる。しかもこの旅館は瑠璃の湯という独自源泉を有しており,瑠璃の湯という大浴場にそのお湯を,夢殿という浴場に共同源泉を利用している。今回は瑠璃の湯浴室を満喫させてもらった。

 雨が降る中,旅館から借りた傘をさして安代温泉街方向から入館した。こちらが裏口でしかも無料入浴に訪れた我々に対して女将さんは温かく対応してくださった。しかも正面玄関まで履き物や傘を運んでくださり,さらに旅館のタオルでサンダルを拭いてくださっていた。至れり尽くせりの対応に申し訳なくなるくらいありがたい思いをした。実に親切に対応する旅館である。

 さて,浴室へ向かうと一通りアメニティが揃っている脱衣所と奥に広い大浴場が見える。大浴場は石造りのもので広く,一度に20人くらい浸かれそうな広さで,結構勢いよく源泉を投入し,大量にお湯がかけ流されている。確かに他の安代温泉と微妙に香りが違うような感じがする。湯口付近では若干甘いような芒硝臭がする。やや熱めでどちらかというと適温のお湯の中には少しだけ湯花が舞っていて,さらりとした浴感がある。ここは気持ち良いです。長湯できそうな芒硝泉です。
 次に併設する露天風呂に行ってみると,こちらは内湯よりも浴感がとろとろしているお湯で,少し濃いめに設定されている。こちらがすごく気に入りました。湯口付近で鼻の近くまでお湯に浸かりじっとしていると幸せな気分になれる。ますやのネオンを見ながら湯面から足を出し,のんびりさせてもらいました。時間の都合上あまり長湯できませんでしたが,ここは結構おすすめです。

H19/7/14


  
こちら瑠璃の湯内湯。広々とした浴槽に贅沢かけ流しです。  湯口からそこそこの量が勢いよく注がれる。湯口微硫黄臭   露天風呂の方がお湯の濃厚さを感じる。