黒鴨温泉(Kurokamo Spa)
施設名 滝の湯旅館 場 所 山形県西置賜郡白鷹町黒鴨 源泉名 迎田源泉 泉 質 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉 温 度 17.8℃ pH 8.8 溶存成分総計 2,315mg/kg (Na 666mg, HCO3 1519mg, CO3 76mg)
お湯の様子 無色透明、無味、うっすら生臭、加温あり、循環、超ヌルツル 料 金 300円 営業時間 要相談(電話で確認が一番でしょう)
国道287号線荒砥から最上川を渡り、県道255号線へ向かう。その県道沿いの山奥にある鉱泉旅館。事前に電話で確認したところ日帰り入浴がOKということで、おおまかな到着時刻を伝えておき、無事に入浴させていただいた。
男女別2つの浴室があるが、基本的に1つの浴室にしかお湯をはっていない。この日は右側の浴室を利用させていただいた。浴槽が奥に1つと洗い場にシャワー付きカランが3つくらい並ぶこぢんまりした浴室で、浴槽には蓋がしてあった。その蓋を開けると湯気がむわっと上がり、羽根沢温泉や中山平温泉などで嗅いだことがあるほんわか生系温泉臭が香ってきた。見た目には普通のMT泉にも見える。最初に入った温泉友達が「うゎ!すごいにゅるにゅるだ」と雄叫びを上げた。そう言われると急がないわけにはいくまい。体にかけ湯をした段階でわかる明らかなにゅるにゅる感。これはびっくりです。ゆっくるお湯に身を沈めると体が喜んでいるのがよくわかってくる。腕や足をこすってみるとヌルツル感がすごいのだ。もはや笑いが止まりません。今度は脇にあった源泉蛇口から水を足してどんどん埋めてみた。熱すぎたわけではないが、源泉蛇口があればやはりひねるでしょう。これで更ににゅるにゅる度がアップしました。しかも、源泉を投入したことで水位が上がり、かけ流し状態になりました。うぅん何て贅沢なことか。今度は蛇口を止め、ゆっくりとお湯を味わった。
こんな山里の山奥に素晴らしい鉱泉宿があったとは…。2食付きで泊まっても7000円程度と安価なので、いつの日かゆっくり湯治で訪れてみたいと思った。H24/12/30
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蓋をして保温してある。 蓋を取った図。底の黒石タイルが美しいです。 こちら循環湯口。加温はやはり必要ですから。
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斜め上から見下ろした図。美しく輝くMT湯。 ある程度の量を超えるとかけ流し状態に。 壁に飾ってあった昔の黒鴨温泉賑わいを見せています。