鉛温泉(New Pb Spa   


施設名 縁結びの宿 愛隣館

場 所 岩手県花巻市館
源泉名 新鉛温泉(第1黄金の湯)
泉 質 単純温泉
温 度 47.6℃ pH 8.2 溶存成分総計 987mg/kg
お湯の様子 無色透明、無味、川の湯内湯のみ微消毒臭、あつめ、一部循環利用
料 金 850円 営業時間 10:30〜19:00

 夏に南花巻温泉郷に行った際に、新規開拓でチャレンジしたホテル。一番奥にあり、結構大規模だったのでいつも行かずにいたのだが、今回は満を持してチャレンジした。入浴料はちょっと高いが、2ヶ所ある浴室を両方味わうことができる。

 まずは南部の湯という大きな浴場へ向かった。こちらは男女別の昔ながらの大浴場で、脱衣所を抜けた先に大きな内湯に露天風呂がある。内湯は昔は壁で仕切られていたような造りで、リニューアルした際に今の形になったのだろうと思われる名残を残している。一番奥に小さな露天風呂もあった。中央の湯口から豪快にお湯を注がせかけ流している。湯温はそれぞれの浴槽で微妙に違い、うっすら温泉臭が香るお湯が静かにかけ流されていた。
 川側に張り出したところに立湯露天風呂があった。こちらは1m30cm位の深さがあり、手前の鉛温泉白猿の湯を彷彿させるような深さだ。熱めのお湯と立って入る露天風呂は新鮮な気持ちになった。こちらもかけ流しだ。

 もう一つある「川の湯」にも行ってみた。狭めの脱衣所から内湯へ行くと半露天風呂のような造りになった内湯があり、こちらは半循環利用の湯遣いだった。そこから外に出たところに蚊帳を張った座り湯、そして川のほうに石段を下りていった先に石造りの露天風呂、そして陶器風呂があった。陶器風呂と石造りの露天風呂は最高な湯遣いで、気持ちよく湯浴みができた。

 大規模ホテルと言うことで今まで足が遠かったのだが、これがまた素晴らしい湯遣いでびっくりさせられた。南花巻温泉にはまだまだ大規模系ホテルがあるので、そのうち足を運んでみたいと思った。

H28/8/3


  
こちらが奥にある昔ながらの南部の湯。  もともとの大浴場だった場所らしく、仕切っていた名残がありました。    その外に作られた立ち湯露天風呂。深いけれど気持ち良いです。

  
南部の湯のもともとの露天風呂。こちらは閉鎖的です。    こちらは川の湯内湯。これは半循環利用。  外にあった陶器風呂が良かったです。