こちらが主浴槽（おそらく濾過あり）、奥が温め（３２℃程度）濃いめの色。 濃いめ小さい浴槽湯口。ここが気持ち良いのです。 主浴槽はジェットバス稼働中。
露天風呂は保温シートありで、暑い季節には重宝しそう。 こちらが碁石（黒い石）の海岸。ホントに黒い石が転がっています。 名勝がずらりと並ぶ碁石海岸。一見の価値あり。
碁石温泉（Goishi Spa）
施設名 民宿 海楽荘 場 所 岩手県大船渡市末崎町大浜 源泉名 碁石温泉 泉 質 ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物強塩泉 温 度 18.4℃ ｐH 6.9 溶存成分総計 32,170mg/kg （Na 9666mg, Mg 1145mg, Ca 1119mg, Cl 17360mg, Fe 2.6mg, CO2 40mg） お湯の様子 茶褐色うす濁り、加温あり、循環、強烈塩味、温泉臭 料 金 500円（無料） 営業時間 10:00〜21:00
ゴールデンウィークだからどこかに出かけなければ…、と長男を連れて夜のドライブに出かけたのが５月３日の夜２１時のこと。そこから行き当たりばったりで国道４５号を南下し、たどり着いたのが大船渡市碁石海岸だった。ここで目に入ったのが「碁石温泉」という看板だ。だめで元々という気持ちで碁石海岸まで行ってみると…、ありました。立派すぎて民宿とは呼べない大きな施設が。朝７時３０分という時間帯にもかかわらず、快く日帰り入浴を受けてくれ、しかも震災以来入浴料はサービスということで無料で入浴させていただきました。お志に感謝していざ浴室へ向かった。
浴室は地下１階にあり、男女別の浴室が１つずつある。内湯と露天風呂があり、どちらも加温された強食塩泉が注がれている。内湯は大小２つの浴槽が並び、小さい方はうっすら茶褐色で濁りを呈した温めの３２℃。大きい方はおそらく濾過された透明なお湯が熱めのセッティングの４２℃で注がれている。どちらも塩辛いペタペタした感じの浴感がある。お湯は循環利用となっているが消毒臭は感じられず、香ばしい温泉臭が香る。熱めのお湯にビリッと浸かった後に、温めの浴槽に浸かると夢見心地になれる。そのままずっと浸かり続けたくなるような素敵なお湯だ。源泉だと冷たすぎるのだが、それを若干温めて温めのセッティングにしているというのがとてもうれしい。利用者のツボを押さえた素敵な浴槽だ。清掃前の時間帯ということもあり、あまり長湯せずに１５分程度で上がらせてもらったがもっともっとこの浴室に滞在していたい気分だった。（入っている時間帯に次々と利用客が訪れていた。）
この碁石温泉では、震災後、復興してからずっと復興支援（ボランティアの方や地域の方々のために）という意味合いを込めて無料入浴を続けている。加温するボイラー代もかかるというのにこの心遣いにはとても頭が下がる思いだ。こういう旅館をぜひともわれわれ温泉好きも応援していきたいものである。日帰りで行った際には観光、食事やおみやげ物購入など、たくさん地域にお金を落としていけるようにしたい。すぐ目の前にある碁石浜や日本の音１００選にも選ばれている雷岩など、温泉とセットで巡りたい名勝もたくさんある。個人的にもいつか宿泊（２食付きでも７０００円を切るらしい。HPで確認しましょう。）で利用してみたい。
H25/5/4
こちらが主浴槽（おそらく濾過あり）、奥が温め（３２℃程度）濃いめの色。 濃いめ小さい浴槽湯口。ここが気持ち良いのです。 主浴槽はジェットバス稼働中。
露天風呂は保温シートありで、暑い季節には重宝しそう。 こちらが碁石（黒い石）の海岸。ホントに黒い石が転がっています。 名勝がずらりと並ぶ碁石海岸。一見の価値あり。
