粟津温泉(Awadu Spa)
施設名 あわづ総湯 場 所 小松市粟津町イ 源泉名 粟津温泉総湯源泉 泉 質 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 温 度 50.9℃ pH 8.1 溶存成分総計 2,057mg/kg (Na 575mg, Cl 356mg, SO4 835mg)
お湯の様子 無色透明、無味、弱消毒臭、熱め、循環利用 料 金 420円 営業時間 8:00〜22:00 毎月8,18,28日定休(土日の場合は変更あり)
見た目に大きな粟津温泉街、その真ん中あたりに立派な「総湯」がありました。駐車スペースも若干あり、観光客が気軽に利用できるようになっています。最近立て直したばかりなのか本当に真新しい建物になっていて、入り口の「総湯」という文字がとても印象的に見えます。よく見るとその文字を書いた人が森 喜朗元総理大臣でした。地元の有名人がこういう場所にも名前を残しているのですね。何か不吉な予感を感じながら中へ入りました。
広いロビーを抜けた先に男女別の内湯が1つずつあり、広々とした洗い場と浴槽がある。浴槽は円形のタイル浴槽で、縁取りは檜造りになっている。お湯は無色透明、無味、若干消毒臭が香るお湯がちょっとずつ注がれ、しっかり循環利用されている。熱めの浴感があるだけでなく、実際に湯温も熱めになっていた。汗を流したりするには十分良いお湯だが、温泉を味わうという意味では浴感は乏しい。時間が許すのなら新しく作り替えられ大きくなってしまった総湯よりも小さめの旅館のお湯を味わってみたいと思った。
公衆浴場系は作り直すとお湯遣いが悪くなるというジンクスが多々あるが、ここもたぶんそうなのだろう。地元住民にとってみるととても良い改変だったのだろうが、温泉好きにとってはちょっと残念な1湯だった。 (つづく)H27/7/29
円形の浴槽は広く、一度に15人以上浸かることができる広さ。 湯口から注がれる量は少な目。あとは循環湯口からもこもこ注がれる。 広い休憩スペース。