湯の川温泉(Yunokawa Spa)
施設名 | 湯元 漁火館 |
住 所 | 函館市根崎町 |
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源泉名 | 湯元漁火館1号井 |
泉 質 | ナトリウム-塩化物泉 |
溶存成分総計 | 8,042mg/kg |
水素イオンpH | 6.4 |
湯 温 | 47.8℃ |
お湯の様子 | 鶯色濁り、金気臭、塩味+弱苦み、やや熱め、かけ流し |
料 金 | 500円 |
営業時間 | 13:00-20:30 |
湯の川温泉3丁目にある熱帯植物園の通りからさらに奥へ向かった先にある独自源泉を持つ湯元旅館。料理旅館と銘打たれており、海鮮料理に自信を持っている宿だ。海に面した場所にあり、1階部分はなぜか岩盤浴を営業している。比較的親切な日帰り入浴設定時間だ。 入り口から入って左側へ進んだ先に男女別の内湯があり、内湯の奥にそれぞれ露天風呂がある。内湯は黄で縁取られた正方形浴槽で、10人が一度に浸かれるような大きいサイズのもので、奥のコテコテ湯口から無色透明のお湯が注がれ、手前方向にかけ流されている。 もともと無色透明のお湯からは金気臭が感じられ、湯口周辺は真っ赤に染まっている。酸化した透明な源泉が複雑な色となり、浴槽内の温泉は鶯色濁り色になっている。ぴりっと熱めのお湯は若干キシキシ感があり、浴後にガツンとくるような温まりの湯だ。この日の内湯はやや熱めの44℃だった。さて、露天風呂はというと…。 内湯の扉を開けると目の前に海が広がる絶妙なロケーションが出迎えてくれる。しかし、その手前にはさっき車を駐めた駐車場がはっきりと見える。つまり、駐車場から仁王立ちもすべて丸見えの開放的な露天風呂なのだ。(女性側はしっかり目隠しされているが男性側ははっきり見えます)お湯は内湯よりもやや薄めの色のお湯で、外気温のせいで内湯よりも若干ぬるめの42℃のお湯だった。こちらは海風にあたりながら湯浴みできるのでかなり心地よい。この日はひっきりなしに浴客が訪れたため、ゆったりと湯に浸かることができなかったが、機会があったらこの旅館に宿泊して夜などに漁り火を見ながら露天に浸かってみたい。 2008/8/6 温泉仲間と久しぶりに訪れてみた。旅館としては営業をしておらず、公衆浴場的な日帰り入浴を受け付けていた。早く元気に営業を再開してほしいと思った。
今回は閉店間際の19時過ぎに訪問したのだが、夜の漁火館もなかなか素敵だ。露天風呂のライトが美しく映える。
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2023/8/13 |