白金温泉(Shirogane Spa)
施設名 町営白金保養所 白樺荘 場 所 北海道美瑛町字白金 源泉名 白金15号井,19号井混合 泉 質 ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 温 度 46.5℃ pH 6.6 溶存成分総計 5,272mg/kg (Na 688mg, Ca 412mg, Mg 273mg, Cl 857mg, SO4 1812mg) お湯の様子 微茶褐色透明,金気臭,薄塩味+薄金気味,茶褐色湯花,アワアワ,かけ流し 料 金 400円 営業時間 10:00〜21:00(受付20:00) 2009年2月28日、惜しまれつつも閉鎖です。あのアワアワが…
道道966号線が十勝岳方向へ大きく折れ曲がる場所に位置するのが白金温泉。その折れ曲がるポイントのすぐ目の前に白樺荘がある。比較的低料金で日帰り入浴を受け付けてくれる良心的な施設。
鄙びた感じのする外観で,受付から奥へ進むと小さな浴室がある。浴室の中に入ると,何と白いポリバスが出迎えてくれた。このポリバスは群馬県で見かけたダムダム温泉に共通の物で,6人ほどが一度に浸かれることができる広さの物だ。無色透明っぽく見えたお湯の底に何やらみそ汁の底で見かけるような湯花がほわほわとあるのがわかる。恐る恐る手を入れてみるとその湯花がゆっくり動き出した。ビリッと熱めのお湯の底に沈んだほわほわの湯花をゆっくりかき混ぜると少しずつお湯が濁り始め,気がついたら無色透明だったお湯がうす褐色濁り湯へと変化していた。うす塩味と炭酸味が混ざったようなまったりした味がするお湯は抜群の泡付きがあり,体を沈めてふうと一息ついただけで体中が泡だらけになってしまった。す・ば・ら・し・い泡付きだ。払っても払っても泡が体中にまとわりついてくるのだ。しばらく無視をしてみると,今度はこの泡が巨大化して背中をころころと駆け上がって体をくすぐってくるのだ。何という罪なお湯か…。限られた時間での湯巡りだったため,泣く泣く浴室を後にしたが,ここのお湯は自分的に大変気に入りました。
お湯から上がると一気に汗が噴き出し,そしてしばらくするとぴたりと汗が止まる。そして湯上がりさらさらの肌になった。芒硝泉と食塩泉の良さを十分に引き出しているすばらしいお湯だ。白金温泉の源泉は共同源泉で,白樺荘のすぐ向かいから引き湯をしているため,一番源泉に近いここの施設のお湯使い以上のお湯は無さそうな気がした。H20/7/19
入って出迎えてくれる白いポリバス。心がときめきます。 うっすらと底に沈む湯花。 湯花の拡大写真。ちょっとぶれてしまいましたが,なかなかフワフワした湯花。
すばらしい泡付きが見えるでしょうか。信じられない位の泡付きです。 かき混ぜるとあっという間に茶褐色に濁りました。 道路を挟んで向かいに源泉井戸が。