帯広温泉(Obihiro Spa


施設名 天然温泉 水光園
場 所 北海道帯広市東10条南5丁目
源泉名 帯広温泉(水光園)
泉 質 単純温泉(緩和性低張性高温泉)
温 度 48.0℃ pH 8.8 溶存成分総計 340mg/kg
お湯の様子 コーラ色透明,熱め,無味,モール臭,かけ流し,加水無し
料金 390円 営業時間 13:00〜22:00 火曜日定休

 帯広市内にある温泉銭湯の1つで市街地の東端に位置する。 敷地内には池の上のジンギスカンハウスなどが点在し,水光園という名にふさわしい素敵な空間であったことを思わせる名残がある。現在はかなり鄙びが入った庭園といった感じがする。一番奥に天然温泉水光園という看板があり,その建物が公衆浴場。現在となりの敷地に新しい施設を建設中で,平成18年11月に心音千四節がオープンする。新施設へ移行後も現在の料金は据え置きになるという。

 入口から入るとまずゲームコーナーに目がいく。ゲームコーナーでは宇宙パトロールやウルトラマンエースなど,昭和40年代に活躍したヒーロー達の遊具が現役で活躍している。レトロな雰囲気に思わず頬がゆるんでしまう。それを横目に浴室へ向かうと広い浴室が待ちかまえている。
 入口横にサウナがあり,奥に広大な四角形の大浴槽が広がる。洗い場の真ん中に丸いジャグジー浴槽も備えている。こんなに広い施設なのに利用客が4人というのはちょっと寂しいが,きっと夕方にはこの施設が満杯になっているのであろうと想像ができる。大浴槽には浴槽の端にある四角い湯口から熱めのモール泉が注がれてそのまま豪快にかけ流されている。壁面からは打たせ湯のようにもう1本源泉が注がれている。茶褐色でやや熱めの源泉は少し泡つきがあり,かけ流されている姿を見ているとうっとりしてしまう。湿気がこもっているため長湯するとノックアウトされそうな雰囲気がある。北海道に来る機会があまりないため,どうしても数多くお湯に入るモードになってしまっていたため短い時間で上がったが,地域住民の一員としてなら迷わず浴槽横にトドになりたい気分である。サウナの入口に市販のバスマットを切断したものが多数おいてあった。サウナの中に敷くマットとして利用しているらしく,これはとてもいいアイデアだと思った。ぜひ内地のサウナ付き施設は見習ってほしい。

H18/7/17


  
広い浴槽に広い洗い場。変形四角形浴槽。   湯口はお湯の中ににょこっと出ている。   サウナには尻に敷くバスマットつき。

  
こちらが打たせ湯のような湯口。     ジャグジーの円形浴槽。     そしてお尻が痛々しいウルトラマンエース遊具。