帯広温泉(Obihiro Spa


施設名 ローマノ福の湯
場 所 北海道帯広市東9条南12丁目
源泉名 帯広温泉(ローマノ福の湯)
泉 質 単純温泉(緩和性低張性高温泉)
温 度 46.2℃ pH 8.6 溶存成分総計 497mg/kg

(Na 127mg. Cl 49mg, HS 1.3mg, HCO3 234mg, CO3 18.6mg)

お湯の様子 茶褐色透明,温め, 弱硫黄味,硫黄臭+モール臭,かけ流し,加水無し
料金 390円 営業時間 11:00〜23:00

 帯広市内にある温泉銭湯の1つ で比較的町の中心部に位置する。事業主の趣味で名前が付けられているらしく,温泉銭湯は「ローマノ福の湯」男性専用サウナは「ローマの泉」食堂は「ローマの泉食堂」と不思議な名前を連発している。この施設,見た目はB級だがお湯は極上のA級である。

 駐車場の上にある公衆浴場へ行くには狭い階段を上がっていく。番台形式の昔ながらの銭湯で,内湯が1つだけのシンプルな浴室設計。1/4円に仕切られた浴槽の奥にある岩湯口から茶褐色のモール泉が注がれている。お湯はちょうど適温でやや温め。硫黄臭がしっかり香り,飲んでみると硫黄味もする。硫黄臭とモール臭がバランスよく混じったような不思議な香りがして香りだけでもかなり満足度が高い。イタリアに行ったことは無いけれどもこれがローマの香りなのか。このお湯のすばらしいところは香りだけではなく泡つきです。お湯の中に浸かっているとあっという間に体中アワアワになる。体をなぜるとやさしくシュワワワと大量の泡が上がる。これは気持ちいいです。温度も適温で長湯にも向いていて,毎日通いたくなるようなすばらしいお湯です。当然のことながらカランも温泉を利用していて,そちらも気持ち良いくらいの硫黄臭を発しています。帯広市内に住んでいる人たちがとてもうらやましくなりました。オススメ度はかなり高いです。

H18/7/17


  
1/4円の浴槽。泡つきがすばらしい。  湯口からは硫黄臭が香る。   隣にあるサウナは「ローマの泉」食堂は「ローマの泉食堂」