古丹温泉(Kotan Spa


施設名 コタン共同浴場
場 所 北海道弟子屈町根釧西部森林管理署地内
源泉名 コタン温泉
泉 質 ナトリウム-炭酸水素塩泉
温 度 68.3℃ pH 7.0 溶存成分総計 1,056mg/kg
(Na 157mg, HCO3 459mg, CO2 50.8mg, Fe(1) 0.8mg)
お湯の様子 薄青濁透明,無味,アブラ臭,あつめ,かけ流し
料金 150円 営業時間 12:00〜22:00 水曜定休

 弟子屈町の屈斜路湖畔にある共同浴場。ここにもキャンパーのための露天風呂があるが今回は時間の都合でパスした。営業時間が12時からということで,北海道を湯巡りする際には非常にネックになる。今回は12時になる5分前に丁度到着し,1番風呂をゲットすることができた。

 受付でお金を払いいざ浴室へ入ると思わず顔がニンマリしてしまう。ア・ブ・ラ臭です。脱衣所までほんわかと香るアブラ臭に顔がにやけっぱなしになった。浴槽は正方形で長年こびりついた鉄の成分で茶色に染まっている。そして,熱めの温泉が蛇口からちょろちょろと注がれ,端のオーバーフローポイントからかけ流されている。薄白濁で東鳴子の初音旅館と似たような香りのアブラ臭が香るお湯は光の関係で青みがかって見える。お湯に浸かると思わず感嘆の声があがる。お湯もさることながら,浴槽のサイズも丁度良いサイズで,これ以上広くすると源泉投入量が多く必要になり,その分加水も多くしなければならない。狭すぎるとお湯をつぎ足す際に加水しなければならない。ここの浴槽はどちらでもなくジャストサイズです。ここはとても気に入りました。家族そろってキャンプに来る際は誰に何と言われようとここ周辺に決めたいものです。
 後から入ってきた地元の人が温泉蛇口と水蛇口を全開にしてお湯をつぎ足し始めた。つまり,この共同浴場は1番風呂で入ることに意味があるということ。偶然とは言え,丁度良い時間にこのお湯の良さを存分に味わえたことに感謝です。

H18/7/16


 
こぢんまりした浴室。そしてお湯から香るアブラ臭。本日最初の感動の瞬間です。   湯口はただの蛇口。