池の湯温泉(Ikenoyu Spa


施設名 湖畔の宿まつや
場 所 北海道弟子屈町美留和1番地
源泉名 池の湯温泉(まつのや旅館)
泉 質 ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(含芒硝-重曹泉)
温 度 40.3℃ pH 6.8 溶存成分総計 1,498mg/kg
(HCO3 610mg, SO4 185mg, CO2 112mg, Mg 21mg, Fe(1) 0.8mg)
お湯の様子 無色透明,弱炭酸味,微金気臭,適温,かけ流し,足下自噴
料金 500円 営業時間 10:00〜18:00

 屈斜路湖畔にある旅館で,国道から看板に沿ってくると湖畔の松林の中にひっそりとある。池の湯温泉は無料の公共露天風呂が有名だが,ここはそこから少し離れたところにある昔から営業する旅館。

 内湯が男女別に1つずつあり,もともと1つの浴槽だった部分を木の壁で仕切って男女別の内湯にしている。浴槽の底に砂利を敷いてあり浴槽自体も1m以上ありかなり深い。足下自噴という話だったがそのポイントが見つからなかった。湯口はパイプで仕切板のところにあり,温めのお湯がどんどん注がれている。後からオーナーに見せてもらったのだが,女湯の階段下に足下自噴ポイントがあり,そこからコンコンとお湯が沸いているそうである。実際に見せてもらったが見事であった。お湯は無色透明で透き通ったきれいなお湯で金気臭がする。味もうっすら金気炭酸味がし,入浴感が高い。ここまできれいに透き通っているお湯を久しぶりに見たような気がする。かなりオススメです。
 露天風呂も足下自噴で別源泉が注がれる。露天風呂の足下自噴ポイントは3カ所あり,熱めのお湯が注がれる以外に湯量を補うために別源泉が注がれる。露天のお湯はそんなに金気臭はしなかった。ここのお湯は長い時間ゆっくり浸かるのに適しているので,できれば宿泊でじっくり味わいたいものである。

H18/7/16


  
男性用浴室。足下自噴浴槽を仕切って男女別にしている。    足りない分を継ぎ足している湯口。    こちらが足下自噴ポイント。実は女湯にある。

 
雰囲気ある壁だが,奥が低いため背の高い男性はそのまま女湯を覗けてしまいそう。  露天風呂も別源泉の足下自噴。