東根温泉(Higashine Spa)   


施設名 旅館 松浦屋
場 所 山形県東根市温泉町1丁目
源泉名 東根温泉組合17号源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹・食塩泉)
温 度 54.2℃ pH 7.8 溶存成分総計 968mg/kg
お湯の様子 茶褐色透明,薄塩味,微アブラ臭(カランは硫黄臭),熱め,かけ流し
料 金 300円 営業時間 11:00〜20:00位

 東根温泉の温泉町1丁目と2丁目を分ける大通り沿い,東根グランドホテルの向かいにある小さな旅館。日帰り入浴もしっかり受け付けており300円で利用できるため,地元民も利用している。

 入り口から入って左へ曲がった突き当たりに男女別の内湯がある。台形の細長い浴槽が奥に1つあり,2面の窓の外には小さな庭園もある。石臼のような湯口からお湯がトポトポと注がれ,かけ流されている。お湯は琥珀色透明,湯口周辺ではうっすら鉱物系アブラ臭が香る。湯面からはほんのり鉱物臭が香る。やや熱めのお湯が心地よく,湯上がりは汗が止まらずに困ってしまうくらい温まりのお湯だ。カランは4つほどあり,そのうち2つはシャワー付き自在カランだ。さっそくカランをひねると…,出てきました源泉そのままで。こちらのカランは硫黄臭が抜群にする源泉カランで,当然シャワーからも源泉が出てくる。浴槽は微アブラ臭でカランが硫黄臭,これは堪らないうれしい出来事です。浴槽でじっくり浸かって体から汗を出し,その汗を硫黄臭シャワーで洗い流す。この無限ループにも似た湯浴みで気がつけば1時間ほどこの旅館で湯浴みしてしまった。湯上がりにタオルを絞ろうと思い,洗面所で湯を出すと…,出てきました源泉そのままで。当然帰りはタオルにも硫黄臭を染みこませて旅館を後にした。それにしても東根温泉はすばらしい旅館が目白押しだ。

H20/8/15 


  
台形の浴槽に注がれる琥珀色のお湯。             湯口では微アブラ臭がする。         シャワーやカラン,手洗い場からも琥珀色のお湯が出る。