小さな浴室に広い浴槽。５人サイズ。 湯口は蛇口をひねるタイプでした。
こちらが男湯のほうです。床のタイルなど全体的に暗め。 打たせ湯の湯口。ドボドボと注がれる。 この坂を上った先のガレージをくぐる。そしてまた上る。
台温泉（Dai Spa）
施設名 滝の湯旅館 場 所 岩手県花巻市湯本字台 源泉名 台温泉（滝の湯） 泉 質 ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物・硫酸塩泉 温 度 76.0℃ ｐH 8.0 溶存成分総計 1,004mg/kg お湯の様子 無色透明，無味，微微硫黄臭，かけ流し，適温 料 金 日帰り不可 営業時間 − 宿の都合で日帰りを取り止めている状況です。そのうち再開するかもしれません。
台温泉の一番手前の右側高台の上にある湯元旅館。滝の湯源泉の湧出地で，その源泉は近所の旅館に供給されている。ちなみに女湯のすぐ横から湧出しており，よりフレッシュな源泉を楽しむことができる。今まで３度ほど日帰りを断られていたものを４度目の正直と思って訪れたのだが，今回「日帰りを止めてしまったのです」という衝撃的な話を聞かされてしまった。今までの撃沈と併せてショックでうちひしがれていると女将さんが「今お客さんがいないので女湯の方であれば…」と優しい配慮をしてくださいました。本当に感謝です。
女湯は明るいタイル造りで，波打つような形をした浴槽が浴室の隅に配置されている。浴槽の底から注がせ，静かにかけ流されている。ほんのわずかだけ硫黄臭が香るお湯はやや熱めで，ビリッとするような浴感がある。友人と２人で入ったのだが，２人の体の容積分が見事なくらい勢いよくあふれていった。実に圧巻だ。隣の男湯ではドボドボと打たせ湯の音が響いている。熱いお湯で体を温め，トドになって体を冷ましていると隣の浴室から「こちらのお客さんが上がったので，男湯もどうぞ。女湯側の扉からそのまま入ってみてください！」と先ほどの女将さんらしき声が聞こえてきた。うれしい一言です。お言葉に甘えて男湯の浴室も味わわせてもらった。ちょっと広めの浴室に上の樋から滝のように打たせてお湯を落としている。湯温は女湯よりも熱めだ。どちらかというと女湯の方が落ち着いて湯浴みができそうだ。すぐに女湯へ戻り，またしばらくちょうど良い素敵なお湯を味わった。
今まで断られ続けていた分だけ，このお湯に浸かることができた喜びがこみ上げてきた。またいつの日か，この浴室が日帰りに開放されるのを願ってやまない。H21/5/10
小さな浴室に広い浴槽。５人サイズ。 湯口は蛇口をひねるタイプでした。
こちらが男湯のほうです。床のタイルなど全体的に暗め。 打たせ湯の湯口。ドボドボと注がれる。 この坂を上った先のガレージをくぐる。そしてまた上る。
