銀山温泉（Ginzan Spa）

施設名	瀧見館
場　所	山形県尾花沢市上畑字銀山温泉
源泉名	協組２，３，４，６号源泉
泉　質	含硫黄-ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物･硫酸塩泉
温　度	61.4℃	ｐH	6.8	溶存成分総計	2,266mg/kg
		（Na 649mg, Cl 827mg, SO4 320mg, HS 0.9mg, H2S 1.5mg）
お湯の様子	薄白濁透明，焦がし硫黄臭＋薬系芒硝臭，塩味，かけ流し
料　金	600円	営業時間		10:00〜14:00（受付13:30まで）

尾花沢市銀山温泉の一番奥にある温泉旅館。温泉街から行くよりも，共同駐車場から分かれる道を普通に来るまで上っていった方が良い。もし温泉街から徒歩で行こうとするならば，一番奥の白銀の滝手前にある蕎麦処瀧見館の横から建物を回り込むように階段を上り，そこから散策遊歩道を上る。ひたすら上った先にある建物が瀧見館の旅館部だ。ちなみに蕎麦処から徒歩で約６〜１０分はかかる。 　 こちらが蕎麦処「瀧見館」手すりに沿って建物の右側から上る。　　　　　坂の遙か向こうに見える旅館部の「瀧見館」 　立派な玄関は渓谷側の反対側にあり，客室の窓が瀧がある渓谷側を向くように工夫されている。立派なエントランスをくぐり右側へ進むと階段を下に下り浴室へと続く。浴室入り口には「元気ウォーター」と書かれた冷水器が置かれており，浴後にゴクゴク冷水を飲めるようになっている。 　男女別の浴室は内湯が１つと露天風呂が１つあり全体的にゆったりした造りだ。広めの浴槽は一度に６〜７人が浸かれるサイズだ。内湯から出るとすぐ露天風呂があり，外全体が露天風呂といった造りだ。どちらも源泉をそのままで注がせ，一部循環利用してかけ流すシステムになっている。湯口周辺で焦がし硫黄臭が香り，しっかり塩味のする銀山のお湯が惜しみなく注がれている。露天風呂は若干消毒臭がするが，ぬるめのお湯が気持ちよくついつい長湯してしまいそうになる。 　６００円という値段はちょっと高めだが，銀山温泉では数少ない露天風呂なので，静かに浸かりたいという人向けの施設だろう。 H20/8/16

　　
広い浴槽が印象的。窓の外は緑が濃いです。　　　　　　　湯口から注がれる源泉そのままのお湯。　　　　　こちら広くて全景の撮影が不可能だった露天風呂。