大塚温泉(Otsuka Spa


施設名 金井旅館

場 所 群馬県中之条町大塚字宿割
源泉名 温湯2号
泉 質 アルカリ性単純温泉
温 度 32.8℃ pH 8.6 溶存成分総計 540mg/kg
お湯の様子 無色透明,かなり温め,無味,弱温泉臭,かけ流し
料 金 300円(2時間) 営業時間 9:00〜21:00

 暑い夏に欠かせないのが温湯ですが、今回は草津遠征の途中で関東地方でも名だたる有名な温湯に立ち寄ってみた。日光から草津に向かう途中の街道沿いにあるのですぐに見つけられた。日帰り300円で利用できるが、受付は旅館の裏手にある旧館(右写真参照)の横にある。どうみても民家の軒先といった感じの場所でお金を払う。浴室は昔ながらの混浴浴室と、新しい本館の男女別の浴室と2つあり、どちらも入浴できる。やはりここまできたら混浴でしょう。

 混浴浴室は、大きな4分の1円形をしたタイル浴槽があり、奥の岩湯口から滝のようにお湯を注がせ、かけ流している。湯温は34℃程度と夏にぴったりのお湯だ。それが、床の上をだばだばと流れて排水溝へ吸い込まれていくのがわかる。強烈なかけ流しだ。浴槽がもう一つあり、こちらは加温浴槽らしい。さわってみたが湯温は同じだった。
 ゆっくりお湯に浸かってみると、これがまた本当に気持ち良い。ふんわり香る温泉臭と温めですっきりするお湯はやわらかい。長時間入っていてもまったく疲れないお湯だ。これは永遠に入っていたくなるお湯だ。壁から横に水平方向にぴゅーっと吹き出しているお湯、そして奥にひっそりとあるトイレ(浴室内トイレ)はこの旅館の名物らしいが、それも期待をうらぎらない驚きだった。トイレに本当に入ったら、どうやって拭くのだろう(ペーパーがない)…。
 何はともあれ、ここは大のお気に入りになった。夏限定でここにまた来たくなった。本館の浴室も覗いてみたが、あまりにもきれいすぎてギャップが激しかった。やはりここにきたら名物の混浴浴室でしょうに…。

2016/8/14


   
こちらが主浴槽。つぎはぎだらけだが、十分な広さだ。   湯口からあがるしぶきよけにビニールが覆ってある。   かけ流されていくお湯たち。

  
水平方向に出ているカラン。これと浴室内トイレがこの金井旅館の名物。    こちらが本館浴室。きれいだが、お湯は同じ感じ。

  
湯温別にしっかりと浴槽がある。旧館混浴浴室とのギャップがはげしい。      露天風呂は混浴になる。