花敷温泉(Hanashiki Spa)
施設名 六合温泉医療センター バーデ六合 場 所 群馬県六合村入山 源泉名 根広共有泉 尻焼温泉 泉 質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
温 度 49℃ pH 7.65 溶存成分総計 1,450mg/kg (Na 170mg, Ca 250mg, SO4 639mg, Cl 217mg) お湯の様子 無色透明,無味,芒硝臭,適温やや熱め,かけ流し 料 金 400円 営業時間 10:00〜20:00(5〜9月)それ以外は〜19:00
草津町と中之条町の山間にある小さな村それが六合(くに)村なのだが、ここへのアプローチがものすごいワインディングロードで、酔いやすい人にはちょっとつらい道だ。そんな山奥に進んだ場所に六合村温泉医療センターというマジンガーZでも研究していそうな名前の医療機関があり、その奥に付随する施設としてバーデ六合がある。このバーデ六合は、村民の健康増進施設として建てられたらしく、バーデプール(こちらがメイン)を兼ね備えている。大きく立派な施設の奥に入り口があり、建物の脇の寂れた道を数十メートル進むと病院の裏口のような入り口がある。そこから入って受付で料金を支払うことになる。
ここへ連れてきてくれた温友のJ氏が「ここはTKさんにぜひ入ってほしかった。」と太鼓判を押していた施設で、期待が妙に高まっていた。そんな高まりがバーデプールを見たときに一瞬にしてしぼんでしまった。プールですかい。そんな自分に「TKさん、そっちではなく、こっちですから」と別の入り口を指さしていた。そこは「浴室入り口」と書かれていて、明らかにはプールとは違う方向だった。入ってみると妙に狭い脱衣所があり、その奥にはこぢんまりした浴室があった。横長のタイル浴槽には目にまぶしいくらい透き通ったお湯が注がれ、かけ流されている。ふわっと温泉臭と芒硝臭が混じったような香りが鼻に入ってくる。うんうん、これは良いぞ!一発でお湯の良さが伝わってきた。さっさと脱衣し、いざ浴室へ突入した。きらきら光るお湯は適温で、そんなにビリビリ感はない。けれども湯面からはしっかり芒硝臭が香っている。良いですねぇ。群馬県の山奥で大好きな泉質に出会えるとは。外に出るスペースがあるが、ここは露天風呂があるわけでも庭園が広がるわけでも、体を冷ますイスがあるわけでもなく、ただの出口だった。しかも、中から鍵を掛けるので友人にうっかり閉め出されるかも…。
ここのお湯はとても気に入りました。友人が上がってからももう一度浸かり直してしまうほどでした。帰り際にJ氏が「こんなじゃなかったんだよなぁ。以前来たときはもっと強烈な芒硝泉だったのになぁ。」と呟いている。え?もっとすごかったの?そんなぁ。それを聞かなければこれで十分満足だったのだが、まだ良かったという話を聞いたので今回は4つ★で抑えておくことにした。H26/11/21
研究所のような病院のようなスペースの間を歩いていくと…、こんな入り口が登場します。 入り口の奥にはまさかのプール。塩素警報か???ところが…
こぢんまりした内湯が1つ。外へ出られるが露天はない。 パイプから注がれる源泉。ちょうど良い温度です。 あふれ出しが美しいです。