川原湯温泉(Kawarayu Spa)
施設名 旅館 山木館 場 所 群馬県長野原町川原湯 源泉名 川原湯温泉 泉 質 含硫黄-塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
温 度 71.6℃ pH − 溶存成分総計 1,941mg/kg お湯の様子 無色透明,微硫黄臭,薄硫黄味,適温,加水あり,かけ流し 料 金 700円 営業時間 立ち寄り要問い合わせ
ムササビの見える宿として名高い山木館。ここは日帰り入浴で内湯と露天風呂の両方を利用できる。
入口から入って右側に露天風呂,左側へ進むと男女別の内湯がある。まずは内湯を利用した。内湯はタイルばりの浴室で,湯口部分が張り出したような形の水色タイル浴槽に透明な源泉が加水されながら注がれている。硫黄臭が感じられるお湯で,温度はやや熱めの適温になっている。川原湯温泉の源泉は熱いので,加水されてちょうど良い温度になっているために快適に湯浴みできる。湯気が籠もっているため長湯するにはちょっと不向きかもしれないがここはここでなかなか良い。
露天風呂へ向かうためには一度ロビーの前を通っていくことになる。長い長い通路を反対方向へ進み,階段も下りてさらに外へ出る。すると茅葺き屋根の架かる昔ながらの建物が見えてくる。そこが水車風呂と呼ばれる露天風呂だ。脱衣所一体型の露天風呂ですぐ右側に巨大な水車が動いている。湯口は浴槽内にあり,なぜか無臭のお湯だ。殆どオーバーフローもない。成分表を見ると,自動的に温度を調節する仕組みになっているという。つまり温度管理などを自動的に管理する装置を取り付けているということ…。せっかく硫黄臭がある河原湯のお湯が味気ないお湯になっている感が否めない。脇の水車もせわしなく動いていて落ち着いて湯浴みする雰囲気ではないかもしれない。
やはりこの宿は内湯で勝負といったところか。女湯になっているムササビの湯が気になるところだ。H19/7/16
こちらが内湯。浴槽にせり出すように湯口の岩が張り出している。 水も一緒に注がせているので適温になっている。 こちらが宿泊者専用の貸切岩風呂。硫黄臭抜群。
別棟にある茅葺き屋根の湯小屋が露天風呂。 水車が横にあり,静かに回り続ける。 静か…,やはりうるさいです。ゆっくり湯浴みにはちょっと邪魔?