草津温泉(Kusatsu Spa)
施設名 共同浴場 地蔵の湯 場 所 群馬県草津町 源泉名 地蔵源泉 泉 質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
温 度 − pH − 溶存成分総計 4,410mg/kg お湯の様子 薄白濁透明,熱め,酸味,硫黄臭,かけ流し 料 金 無料 営業時間 24時間営業
草津温泉街 湯畑から坂の下方向へ進み,煮川共同浴場から右手へ折れそのまま坂を上る。坂の先に地蔵源泉の湯だまりがあり,その横が地蔵の湯共同浴場。この共同浴場のみの地蔵源泉を利用している。
浴槽は5〜6人くらいが入れる浴槽で,洗い場が狭い。この日は先客が5人ほどいたがほぼ満員状態だった。次々と客が入れ替わったためゆったり入ることができたが,何よりもびっくりしたのが,溢れたお湯が廃湯しきれずに洗い場に10cmほどたまり,蔵王川原湯のようなたふたふの湯になっているところである。ここにトドできると気持ちいいだろうなぁと思いながら熱い湯に浸かった。うっすら白濁したお湯が蛇口から勢いよく注がれ,豪快にかけ流されている。硫黄臭が香り,肌にピリピリするお湯で長湯すると肌がひりひりしそうな感じがする。この湯は硫黄臭が他の共同浴場よりも濃く感じられる。ここしか味わえないと思うとなおさらである。
共同浴場マニアにはここはマストでしょう。H17/2/19
横から撮った写真。客が多いため全体ショットはとれなかった。 ドバドバ注がせる湯口は草津共通のもの。 こちらが地蔵源泉。地蔵の湯のすぐ脇にあり,新鮮な湯を湛えている。
草津に来たついでに、新しくなった地蔵の湯を見学してきました。以前湯小屋があった場所は足湯となっていて、裏手に巨大な地蔵の湯の建物がありました。時間湯を味わうことができる施設が手前にあり、奥が共同浴場となっています。以前より広めになっていて、脱衣所と一体型の浴室へと変貌を遂げていました。たくさんの人でにぎわっているためか、お湯がなまっていてぬるくなっていました。あまりにも人が多かったので見学だけだったのですが、入った友人の感想を聞く限りでは夜間に入るよりは朝開店と同時に入るのが良さそうな雰囲気でした。人がたくさん来る=お湯の鮮度が落ちる。この法則は白旗、千代、地蔵という観光客向けの共同浴場について回る永遠の問題なのかもしれません。
H26/11/22
こちら大きすぎて撮影できなかった全景。 大きめの浴槽が1つ。熱くないのです。熱くない地蔵なんてみたくない? 湯口は水面を揺らさないように中に注がせていました。