草津温泉(Kusatsu Spa)
施設名 共同浴場 凪の湯 場 所 群馬県草津町 源泉名 西の河原源泉 泉 質 酸性・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 温 度 51.0℃ pH 2.0 溶存成分総計 2,090mg/kg (Al 61.8mg, Na 75.8mg, SO4 734mg, Cl 434mg, HSO4 247mg, HS 0.6mg) お湯の様子 無色透明,かなり熱め,酸味,硫黄臭,かけ流し 料 金 無料 営業時間 24時間営業
草津温泉街まんじゅう通りを進んだ先にありちょっと見つけづらい場所にある。まんじゅう売りにさんざん苦しめられるラストの辺りの飲み屋さんの角を右に折れそのまま進むとある。きっとみんな売り子を振りきるのに精一杯でこの共同浴場を見つけられないのかもしれない。
浴室は階段を下っていくアプローチ。某温泉サイトではこの下へ下るアプローチは名湯の証という法則もある。やはりここもその名に恥じないほどのお湯が待ち受けていた。さて,脱衣所へ入るとその狭さにまずびっくりする。脱衣所は3人が精一杯。浴室も洗い場は2人,浴槽が3人で打ち止めであろう広さしかない。ここに「西の河原源泉」が惜しみなく注がれている。ちなみに共同浴場ではここでしかこの源泉を味わうことができない。ここのお湯は熱めで肌にびりびりさし込んでくるような感じのお湯で,湯畑よりもだんぜん硫黄臭が濃い。熱湯好きの私にはたまらない熱さだった。この日女湯は49℃だったらしい。やむなく加水したが,加水してもその力強さはしっかり伝わってくる。浴槽が狭い分お湯の主張もしっかり伝わってくる。ここはいいお湯です。
H17/2/19
熱いから人気が無いんですよ。こう言っていた地元のおじいさんの話を確かめるべく、久しぶりに凪の湯を訪れました。小径の裏にあるため、見つけにくい共同浴場の一つなのですが、その見つけにくさと階下へ下るアプローチが温泉魂をゆさぶります。この日は深夜の訪問になりました。
真っ暗な中電気をつけ、浴室に入りました。ふわっと香る硫黄臭は健在です。総木造の浴室、浴槽も健在です。熱いと言ってもいったいどのくらいなのかと思い、まずは温度計を浮かべてみました。↑↑↑↑↑どんどん上がっていきます。まさかの53℃でした。これは湯もみの問題ではないでしょう、と考え、まずは奥の源泉を止めるために脇の木を伝っておそるおそる壁沿いに進みます。一歩間違うと全身大やけどです。無事に源泉を止め、今度は加水です。3分以上水を注がせ、かき混ぜてやっと48℃まで下がりました。ここからは氷役の登場です。私や熱湯が得意なN氏、J氏などが次々と入り、45℃まで下げることに成功しました。熱すぎるのは心地よさよりも痛みや苦い思い出しか残りません。45℃でとりあえず快適な全身浴を楽しみました。隣に入っていたN氏が「うぉ!熱い。こりゃ45℃じゃないよ!」といって飛び出しました。よくよく調べてみると女湯方向の浴槽の隙間から熱いお湯がしみ出してきます。もしかすると誰もいない女湯の熱いお湯が男湯に流れ込んできているのでは…?これでは男湯だけ加水してもだめなはずです。源泉を止めているはずなのにどんどん熱くなる凪の湯恐るべし。気がつくと48℃の熱湯に逆戻りしていました。うちの湯巡りの相方は、ここで草津コンプリートとなりました!おめでとう相方さん!
H26/11/23
通算4度目の草津ツアーは、長男の「草津に行ってみたい」という安易な一言から始まりました。それを後悔させようというわけではありませんが、全ての源泉を味わってもらいたいと考え、凪の湯に行きました。ここは通算3度目です。草津に来ると必ずと言っていいほど立ち寄るのがこの凪の湯なんです。熱さは裏切りませんでした。この日も49℃で、加水しなければできない状況でした。ここは悪魔のような共同浴場ですね。でも熱湯好きにはマストなお湯です。
2016/8/14
おみやげ物店裏にひっそりとたたずむ悪魔の湯小屋。 総木造の立派な風情ある浴室。この見た目と裏腹に地獄なんです。 この湯をまずは止めないと・・・
溢れるお湯たち。けっこうなあふれ出し・・ということはそれだけ注がせているのか?? 熱湯は最終的に53度を示しました。 やむを得ず加水しました。(Q_Q)↓